【聖華園のPR】
平成26年度から新園舎においてオールユニット化を行い、子ども達は10人前後で構成する少人数グループ毎に生活し、施設の全面改築にて小規模化を行いました。これは、集団で暮らす施設の感覚ではなく、家庭に近い環境の中で育てるための家庭的養護の推進及び子どもが持つ権利を保証し、できるだけ自由意思を尊重してあたりまえの生活を保証するという国の方針に合致したものです。
平成28年の児童福祉法の改正及び平成29年の「新しい社会的養育ビジョン」の方針に従い、平成30年度から定員を45名に削減し、より少人数グループで家庭に近い環境で子ども達の支援に努めています。
また、令和2年4月から地域小規模児童養護施設を開設しました。
本園の小規模グループケア5ホームでは、ホーム職員と専門職員が連携し、児童の個性に応じた支援を行い、地域小規模児童養護施設では、地域の中でより家庭に近い支援を目指しています。
【児童構成】
施設全体の定員は36名。男・女別の縦割りホーム制(本園4ホーム 各定員6名) 地域小規模児童養護施設(定員6名 女子縦割り) 分園型小規模グループケアホーム(定員6名 男子縦割り)
【聖華園の外観】
地域小規模の外観
【聖華園の内観】
[家庭的な本園リビング]
[子どもたちの個室]
[地域小規模リビング]
【運営理念】
【基本理念】様々な事情により入園してきた児童に対し、安心して生活できる場を提供し、必要な教育を受けさせ、家庭的な環境の下で心身ともに健やかに育てるとともに、最終目標として、社会への自立または家庭復帰を目指すため、様々な取り組みや支援を行います。【基本方針】
① 安全、安心な生活の確保
児童を病気や事故等から護り、安心して生活できるよう、衣食住を整えるとともに、心理面においてもケアを行い、より安全、安心な生活環境づくりに努めます。
また、支援にあたり、暴力や体罰は禁止し、言葉や態度による支援に努めます。
② 児童の人権の尊重
児童福祉法及び「こどもの権利条約」等を遵守するとともに、児童の心の声に耳を傾け、多様性を認めながら、児童の人権を尊重し、プライバシーの保護にも努めます。
また、児童の最善の利益を目指す中で、その自主性や自己決定を尊重します。
③ 健やかな成長を促すための教育と支援
児童それぞれの年齢や能力、発達状況に応じて適切な教育環境を調整するとともに、より発達や成長を促すための様々な取り組みを行い、健やかな成長を支援していきます。
④ 自立を促すための取り組みと支援
社会へ巣立つにあたり、経済的自立は勿論、社会的自立、生活の自立、さらにはこれらを支える精神的自立の力を養うことができるよう、様々な取り組みや支援を行います。
⑤ 家庭との連携と家庭環境の調整
児童の成長においては、家族の理解と協力が大きな力になることから、家族との協議を丁寧に行うとともに、家庭に戻り、家族と暮らすことは、児童の最大の願いであるため、児童が早期に家庭復帰できるための環境づくりに取り組んでいきます。
⑥ 地域との共生
施設の児童は地域の子として育つということを常に意識し、地域及び学校等の行事や祭などに積極的に参加するとともに、聖華園の行事にも参加してもらうなど、地域の方々と聖華園児童との相互理解を深めながら交流を図ります。
⑦ 職員の資質の向上
児童を護り、健やかに育てるためには職員の熱意と人間性、専門性の向上が不可欠であることから、これらを高めていくための研修や取り組みを積極的に行っていきます。
【聖華園の行事】
[ふれあい祭り]
[球技大会・野球]
[球技大会・バレーボール]
[県内児童養護施設合同運動会]
[新年祝賀会]
4月 おおぞら運動会
5月 GW一時帰省、こどもの日行事(BBQ)
6月 県内児童養護施設球技大会(野球・バレー)
8月 お盆一時帰省 九州地区児童養護施設球技大会(野球、バレー)
10月 ふれあい祭り(地域交流事業)
12月 クリスマス会、餅つき
1月 新年祝賀式
3月 ひな祭り 卒園生激励会 など
【聖華園で働いている職員・仕事環境】
施設長以下次のスタッフが働いています。処遇職員は30名・児童指導員、保育士(パートを含む)、専門職(里親支援、FSW、個別対応、栄養士、看護師、心理士)事務職員2名。独身の職員が多く明るく活気のある職場です。今後ホーム全調理に向け準備を進めています。
家事が得意で子どもの成長に長く付き合っていける方を募集します。