【横浜家庭学園のPR】
横浜家庭学園は、明治 39 年に当時、横浜刑務所の典獄であった有馬四郎助が、少年犯罪の原因の多くが、生育途上の境遇の結果であることを思い、これを救済する教育機関が 必要と痛感し、釈放者や非行傾向の少年のために「幼年保護会」を設立したことがはじま りとなっています。その後、小田原に設立した「小田原家庭学園」から横浜に施設を移し、大正 4 年に「横浜家庭学園」へと名称が変わりました。
そして、昭和 23 年に「教護 院」として認可され、平成 10 年に児童福祉法の改正により現在の「児童自立支援施設」 となりました。
横浜家庭学園で生活している子ども達は、さまざまな原因で家庭や学校、社会で生活することが難しくなった女子児童を保護し、地域や社会に出るための生活自立支援を行っております。
また、キリスト教プロテスタント主義の精神のもと、日々の生活や暮らしを通して、基本的な生活習慣及び子ども達が持つ問題の指導や改善を行っております。
また、自己肯定感が低かったり、自分に自信が持てなかったりと、「成功体験」を経験 したことが少ない子ども達が多く入所しています。
その中で、横浜家庭学園では勉強やス ポーツ・行事などを通して「成功体験」を経験できるように職員が密に相談をしながら 日々支援を行っております。
【児童構成】
定員50名(令和4年度 暫定28名)女子児童のみの児童自立支援施設となり、日中の日課は子ども達全員で行っています。
【横浜家庭学園の外観】
[趣のある施設外観]
【横浜家庭学園の内観】
[子どもたちの作業部屋]
[子どもたちの学ぶ教室]
[施設ホールの内観]
【運営理念】
創立者の有馬四郎助が掲げる「勤勉・独立・共同・正直・清潔」の 5 大主義を100 余年経過した今でも変わらずに受け継ぎ、且つ「環境の調整」・「心身の強健と情操の陶治」・ 「悪癖の矯正と除去」といった指導目的を持って支援しています。また、キリスト教プロテスタント主義による精神の下、学園での生活を通じて各々が持つ課題を乗りこえ、将来健全なる生活を送れるよう支援することを目的としています。
【横浜家庭学園の行事】
[卓球大会]
[春季遠足]
[夏の花火]
[ソフトボールの練習風景]
[水泳の練習風景]
【横浜家庭学園で働いている職員・仕事環境】
子ども達は勿論、職員も一緒に居住し生活を共にしている環境なので、年齢問わず相談をすることができたり、意見を出し合うなど、和気あいあいとした雰囲気で働いています。また、職員同士で誕生日会を催したり、一緒にマラソン大会に出たり、食事や遊びに行ったりなど、とても仲が良い関係です。
しかし、和気あいあいとした中でも、時には意見のぶつかり合いや食い違いで「ピリッ」としてしまうこともありますが、それは職員全員が子ども達の事を一番に思っている熱意ある人達が多く働いているからです。
【その他】
<職員の募集について>横浜家庭学園では、職員を募集しております。
求める人材として
・子ども達の「モデル」となるため、一般常識やマナーを持ち合わせている人
・職員同士協力して支援を行うため、協調性を持ち合わせている人
・子どもの事を思える、熱意のある人
・何事にも粘り強さや我慢強さを持ち合わせている人
人材育成として、法人全体で行う「法人合同研修」を行い、支援について多角的に学ぶ機会があります。また、外部の研修の参加や、資格取得のため一部援助金を支給したり等、職員のスキルアップには力を入れています