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2年間音信不通だったAさんに道端でばったり

コラム

自立援助ホーム

2023/04/16 10:46
2年間音信不通だったAさんに道端でばったり
篠原欣子記念財団の「令和4年度お菓子等支援助成」に申し込みました。
写真は、助成金で購入させていただいた「キルフェボン」のケーキです。
かねてより「キルフェボンのケーキが食べたい」と言っていた子どもがおりましたので、
おかげさまで希望を叶えることができた次第です。ありがとうございます。

さて、ゆらいは立上げ当初より、「こちらからは関係を切らない」という考え方
で運営をしてきました。といっても、中には音信不通になる方もいます。

Aさんは18歳でゆらいから自立をしました。出たあとも定期的にゆらいに遊びに来ていた
のですが、「じゃあ次は〇日に来ます」と言ったまま音信不通になりました。さすがに
「何かあったのだろうか」といろいろと想像をしていました。

2年が経過しました。先日、私は自分の家の近所の美容院に娘を連れて行き、娘がシャンプーをしている間、
近くを散歩していました。すると、目の前を歩いている方が目にとまりました。Aさんにそっくりです。
体型も歩き方もAさんそっくり、いやAさんだ。そう思った私はその方に声をかけました。
やはりAさんでした。Aさんはもう半年以上も私の家のすぐ近くに住んでいたのです。

後日、Aさんとご飯を食べながら話をしました。内容は書けませんが、いろいろあったようです。
ゆらいには落ち着いたら行こう、と思いつつ二年が経過した、そんな感じのようです。
そういうことってありますよね。

すでにAさんはそのいろいろを乗り越えており、お酒(Aさんは二十歳をこえています)を飲みながら
談笑ができました。