仕事説明会を行いました

８月４日、ゆらいで仕事説明会を行いました。ゆらいの職員になると
実際にどんなことをやるのか、具体的に紹介しようという試みです。
このような試みは初めてでチャボナビの活動を参考にした形です。
説明のための動画を作成したり私にとっても楽しいものとなりました。
写真はその様子です。２名の方にご参加いただきました。「参加者がいなかったら
どうしよう」と思っていたくらいですから、うれしいかぎりです。

８月末には（この原稿を書いているのは8/20です）、「チャボナビのホームページ
を見ました」と見学の希望をしてきた方を迎える予定で、うれしいことが続きます。

少し蘊蓄を。私は「ただ続けること」の意味を学んできました。
誤解されないように言っておきますと、あくまで私の生き方であって、
ゆらいの子どもたちにそんな話をしているわけではありません。
「継続は力なり」という言葉はありますが、それとも少し違います。

私が児童福祉業界にきたのは３０歳を過ぎたころです。それまでは会社勤めを
していました。社長は本を書いたり講演会をしたりという方で、私も近くでいろいろ
と学びました。

晩年、社長はある方－私にとっては兄弟子のようなものでしょうか―に「私から
長年学んできたのだからあなたも講演会をやりなさい」と伝えました。
「わかりました」ということで始めた講演会には、最初は勢いもあり参加者も
いたのですが、すぐに参加人数は右肩下がりになりました。そのときに兄さんは社長に「参加者が
どんどん減っています。このまま続けていいのでしょうか」と相談をしました。
社長の答えは「続けてください」の一言でした。それからもう１２年が経過しますが
兄さんの活動は発展を続けています。

このブログひとつとってみても、やり始めは誰しも興が乗っているのでやりやすいですよね。
ただ、「このまま続ける意味があるのかな」と自問をするときがくるようです。

何も考えず淡々と続けていると面白いことが待ち受けているかもしれませんね。