【海の子学園 入舟寮のPR】
入舟寮(いりふねりょう)は大阪メトロ中央線の朝潮橋から歩いて8分の所にある児童養護施設です。港区内に「入舟寮」と「池島寮」の2つの児童養護施設があり、同じ幼稚園・小学校・中学校に通っています。昔から施設を理解してくれる地域の方々に支えられて生活をしています。
艀(はしけ)労働者のお子さんをお預かりする施設として昭和24年に発足し、後に児童養護施設となりました。平成31年に地域小規模児童養護施設「うみつばめ」を開設し、より地域と密着した運営を行っています。また令和6年4月から地域小規模児童養護施設「うみすずめ」と「あおさぎ」を同時に開設しました。
当施設の最大の特徴は…
①23組の週末里親を始めとしてボランティアのサポートが多いこと。週末里親の数は近畿圏の児童養護施設でもトップクラスです!
②クラブ活動や行事が多く、子どもたちが生き生きと活動をしているところ。子どもたち主体の活動により自己肯定感の向上や、困難を乗り越えていく力を育むことに役立っています。
③学校のクラブ活動や習い事・塾への参加もでき、育ちの中で「失敗を恐れずリカバリーする力」を身につけています。
④職員研修の制度が整っていること。愛着をベースにした研修COS-P(サークル・オブ・セキュリティー・プログラム)を年間通じて取り組むことで、子どもたちの養育にも役立てています。
⑤職員の子どもたちへの思いが熱いところ!! 子どもたちのために熱心な職員が多く、子どもたちと楽しみながら行事の運営・スポーツ活動・アフターケアなどにも意欲的に活動・活躍しています。
【児童構成】
定員80名 中舎制 (地域小規模児童養護施設 各定員6名×3棟含む)本体施設は、幼児ホーム、小学生男子ホーム、・高校生女子ホーム、中・高生男子ホーム、4つのグループに分かれて生活をしています。
また、本体施設とは別に「地域小規模児童養護施設」の6名の女子児童が地域で生活しています。さらに令和6年からは女子児童と男子児童の「地域小規模児童養護施設」(定員6名)を2棟オープンさせました。
【海の子学園 入舟寮の内観】
[一緒に遊ぶ子どもたち]
【運営理念】
<海の子学園理念>「わたしたちは子どもの尊厳を守りつつ、心身ともに健やかに養育されるよう努めます」という法人理念のもと、児童福祉の原点を見据え子どもの最善の利益を考えます。
<入舟寮支援方針>
1.子どもの権利擁護を基本とした養育支援
一人ひとりに応じた自立支援計画の作成とアセスメントを行い、自立に向け正しい生活習慣が身につくよう子どもとその家族を支援します。
2.子どもの育ちを基本とした養育支援
アタッチメントの理論に基づいたサークル・オブ・セキュリティ「安心感の輪」子育てプログラムを導入し、職員が子どもの行動を読み取る力を高め、子どもとの信頼関係の基盤を作ることを目指します。(平成28年より継続中)
また、子どもが自分のルーツを知り、生い立ちを整理することで、今の自分を肯定的に受け入れる手助けとしてライフストーリーワークの取り組みを行います。
3.家庭的養育への取り組み(養育単位の小規模化)
地域小規模児童養護施設「うみつばめ」の養育実践を通じて、より丁寧なケアを実現するために養育の個別化を進めます。令和5年度に地域小規模児童養護施設を新規立ち上げ、令和6年から「うみすずめ」「あおさぎ」の2棟での生活をスタートさせました。
【海の子学園 入舟寮の行事】
[5月こどもの日の行事食]
[6月フットサル大会]
[8月キャンプ]
毎年恒例の和歌山県花園村での高学年キャンプ[10月うみのこ祭り]
模擬店をみんなで運営します[行事のコメント]
<全体行事>
・上半期・下半期慰労会(子どもたちの普段の場頑張りを認め、褒め称える会)
・高学年キャンプ・低学年キャンプ
・海の子まつり(秋のお祭り 模擬店・バザーなど)
・クリスマス会など
・卒業・卒園お祝い会
高校生を中心に、イベント毎に児童実行委員会を作り、職員と共に運営を行っています。
<施設内のクラブ活動>
◯運動部
・小学生ソフトバレーボール部・フットサル部・中、高生バレー部・中学生野球部・駅伝、ロードレース部・社交ダンス部・華道部・英会話クラブなど
子どもも・職員もどこかのクラブに所属し、新たな自分の発見や、勝つことの喜びを体験すること、途中で投げ出さず最後までやり抜く姿勢、自己肯定感の向上に役立っています。
【海の子学園 入舟寮で働いている職員・仕事環境】
職員の平均年齢は33歳です。現在、非常勤のスタッフも合わせて約70名を超える職員が子どもたちの生活を支えています。経験値豊かなベテラン職員とフレッシュな若手職員で構成されており、お互いのカバーをしながら高め合える環境です。
毎月の職員会議後に全員揃っての研修 GT(Grow Together)研修に取り組んでいます。また、入職間もない職員など勤続年数で分かれて、職員同士での意見交換を行っています。お互いの人となりを知ること、悩みを共有することで仲間づくりに役立っています。
私たちと一緒に子ども支援をやってみたいと興味を持たれた方は、是非ご連絡をください!スタッフ一同お待ちしています。