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兵庫県立明石学園 山本 美由紀さん

施設概要

兵庫県立明石学園
明石学園は、自然に囲まれた場所にある、小舎夫婦制の児童自立支援施設です。
私たちは家庭・学校など地域社会にうまく適応できず、問題行動や対人関係の難しさなどを抱えた小学生から中学生年代の子どもたちを受け入れ、ひとつ屋根の下で寝食を共にしています。

夫婦職員が一緒に生活することで、親子や家庭に似た関係を築きながら、子どもたちが安心して周りの人との信頼関係を育んでいけるように支援しています。
チャレンジ精神のある職員が多いこと、さらにそのチャレンジを受け入れる風土が強みのひとつです。
六甲山縦走にチャレンジするなど、寮単位で提案した企画を実現できることは職員のやりがいにつながっています。
また、職員同士がみんなで支えあう風土は、働きやすい環境につながっています。

子どもたちは、毎月実施される行事を楽しみにしています。
例えば、近畿の児童自立支援施設の野球大会やバレーボール大会では、大会に向けて子どもだけでなく職員も一緒に練習に励むことで、子どもとの関係性をより深めています。一つのことをやり切る体験を通して、自己肯定感を高め、自立したあとの自信につなげています。

明石学園では、情報発信や地域交流も大切にしており、盆踊りの行事では、盆踊りを地域の講師に教わり、地域の子ども会、関係機関を招待しています。
このような活動は、地域との繋がりを感じられ、その大切さを実感できます。

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