兵庫県立明石学園 角南 公洋さん

自己紹介をお願いします。
児童自立支援施設、明石学園で働いています角南です。児童自立支援専門員として3年目になります。
児童自立支援施設で、働こうと思ったきっかけは?
最初のきっかけがですね、今現在の仕事パートナーである私の嫁さんに「こういう施設があるんだけど、どう働いてみいひん」と紹介してもらったのが大きなきっかけですね。学生時代に奥さんの方が産休代替で若葉学園※で働いていて、それでそのとき僕も学生だったんですけど、将来どうしようかなって悩んでいるときにちょうど連絡が来て、その時は付き合っていたとかはなかったんですけど、「どう?」って連絡をもらって。夫婦制じゃないですか、児童自立支援施設、夫婦…プロポーズやったんですかね。その夫婦制とか関係なしに、「こういうところあるからどう?」って言ってくれたんだと思いますね、純粋に。
※若葉学園:神戸市にある児童自立支援施設のこと
※若葉学園:神戸市にある児童自立支援施設のこと
この仕事の大変なところは?
主に中学生、小学生なんですけど、ここにいる子たちは。エネルギー量がすごくて、すごいエネルギーがあるので、それに負けないように頑張っているんですけど、頑張りすぎてしんどくなっちゃうことがあって。陸上部ってあるんですけど、陸上とかだったら最初は私の方が速くてちょっとかっこつけられるんですけど、気が付いたら生徒の方が速くなってるみたいなことがあったり。あとは午前中に結構しんどい作業とかして、午後からは部活動をして、さすがにちょっと私も夫婦ともども疲れたなってなっている時に、夜「先生一緒に遊びましょう」とか。うれしいんですけど、ちょっと休ませてくれと思っちゃったり。一緒に「WITHの精神」といって、一緒に何かしたりとかする中で、生徒のエネルギーに負けてしまってしんどくなることはありますけど、それはそれで楽しいところもあるので、はい。
この仕事のやりがいは?
やりがいはもう本当に、生徒たちが笑ってくれるといいますか、生徒の笑顔が見れたら、それが本当にやりがいとなっていますね。なので、私たち夫婦はとにかく生徒たちが明るく安心して過ごせる寮づくりを目指しています。その中でやっぱりまだまだ若いので、支援方法とかで悩んじゃうこととかあるんですよ。その時に明石学園のベテランの先生たちの技術であったり、基礎知識。他でいうと、明石学園以外の児童自立支援施設のやり方であったりというのを、引き出しからピックアップしていって、そういうのを夫婦で相談しながら「じゃあこれ、次の日やってみよう」みたいな、試行錯誤をして支援方法を考えていくというのがすごくやりがいになっていて楽しいことですね。
いいところは、若者の視点から言わせてもらうと、やっぱりベテランの先生方が多いので、困ったことがあったらすぐ頼りになりますし、あとは若い力をすごく大切にしてくださってるので、我々が「これやりたいです」って言ったらすぐに「じゃあ、やってみようか」って後押ししてくれて、ミスとか犯してしまった時は「バックアップはもう任せろ」という、そういうサポートを受けながらのびのびとできるのが明石学園のいいところです。
いいところは、若者の視点から言わせてもらうと、やっぱりベテランの先生方が多いので、困ったことがあったらすぐ頼りになりますし、あとは若い力をすごく大切にしてくださってるので、我々が「これやりたいです」って言ったらすぐに「じゃあ、やってみようか」って後押ししてくれて、ミスとか犯してしまった時は「バックアップはもう任せろ」という、そういうサポートを受けながらのびのびとできるのが明石学園のいいところです。
施設概要

明石学園は、自然に囲まれた場所にある、小舎夫婦制の児童自立支援施設です。
私たちは家庭・学校など地域社会にうまく適応できず、問題行動や対人関係の難しさなどを抱えた小学生から中学生年代の子どもたちを受け入れ、ひとつ屋根の下で寝食を共にしています。
夫婦職員が一緒に生活することで、親子や家庭に似た関係を築きながら、子どもたちが安心して周りの人との信頼関係を育んでいけるように支援しています。
チャレンジ精神のある職員が多いこと、さらにそのチャレンジを受け入れる風土が強みのひとつです。
六甲山縦走にチャレンジするなど、寮単位で提案した企画を実現できることは職員のやりがいにつながっています。
また、職員同士がみんなで支えあう風土は、働きやすい環境につながっています。
子どもたちは、毎月実施される行事を楽しみにしています。
例えば、近畿の児童自立支援施設の野球大会やバレーボール大会では、大会に向けて子どもだけでなく職員も一緒に練習に励むことで、子どもとの関係性をより深めています。一つのことをやり切る体験を通して、自己肯定感を高め、自立したあとの自信につなげています。
明石学園では、情報発信や地域交流も大切にしており、盆踊りの行事では、盆踊りを地域の講師に教わり、地域の子ども会、関係機関を招待しています。
このような活動は、地域との繋がりを感じられ、その大切さを実感できます。
私たちは家庭・学校など地域社会にうまく適応できず、問題行動や対人関係の難しさなどを抱えた小学生から中学生年代の子どもたちを受け入れ、ひとつ屋根の下で寝食を共にしています。
夫婦職員が一緒に生活することで、親子や家庭に似た関係を築きながら、子どもたちが安心して周りの人との信頼関係を育んでいけるように支援しています。
チャレンジ精神のある職員が多いこと、さらにそのチャレンジを受け入れる風土が強みのひとつです。
六甲山縦走にチャレンジするなど、寮単位で提案した企画を実現できることは職員のやりがいにつながっています。
また、職員同士がみんなで支えあう風土は、働きやすい環境につながっています。
子どもたちは、毎月実施される行事を楽しみにしています。
例えば、近畿の児童自立支援施設の野球大会やバレーボール大会では、大会に向けて子どもだけでなく職員も一緒に練習に励むことで、子どもとの関係性をより深めています。一つのことをやり切る体験を通して、自己肯定感を高め、自立したあとの自信につなげています。
明石学園では、情報発信や地域交流も大切にしており、盆踊りの行事では、盆踊りを地域の講師に教わり、地域の子ども会、関係機関を招待しています。
このような活動は、地域との繋がりを感じられ、その大切さを実感できます。