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新人職員さんが入職しました

職員の仕事

児童養護施設

2025/05/18 14:00
新人職員さんが入職しました
目黒若葉寮に8名の方が新規採用で入職しました。

4月1日入職式・オリエンテーション、2日研修から始まった今年度。
初日は緊張感もあり会話も少なかったのですが、時間が進むたびに柔らかい雰囲気に。

オリエンテーションと研修では、理念・基本方針説明、権利擁護、個人情報保護について丁寧に説明をしました。

グループワークでは、「当たり前の生活とは」をテーマに考えてもらいます。
2つのグループに分かれて実施。最初は個人ワークで付箋に書き出します。その後、グループで共有、
カテゴリー分けをしていきます。その際に、積極的に意見を出し合い、まとめていこうとする姿勢が
とても印象的でした。

当たり前の生活・・・
職員も一人一人異なる生活を送ってきた中で、自分の<当たり前>が他の人の<当たり前>とは違うかもしれません。
一人一人の歩みを尊重しながら、子どもにどの様な<当たり前の生活>を送って欲しいのか考えるワークです。

今年度の新人職員さんが考え抜いた<当たり前の生活>とは・・
1グループ
当たり前の生活とは
・自分の意思や選択が誰にも邪魔されず、自由に活かされながら生きる事。
・安心安全が保たれ、衣食住が確保された環境において、必要な人が身近におり、常にコミュニケーションが取れる状態にある事。

2グループ
当たり前の生活とは
・健康で安心安全な人と場所がある生活。

この様にまとめていました。
カテゴリーでは、【人間関係】【安心安全】【衣食住】【学校・教育】【清潔】【自由】
【機会の活用】【コミュニケーション】【人権尊重】【必要な人の存在】などが出ていました。
こちらのワークは毎年実施しています。それぞれのホームで働き始めた際の原点となる考え方かと思います。
悩んだ時、困った時は、このワークで学んだことに立ち戻ってもらえたらと思っています。

5月には、記録の書き方、電話、金銭関係の研修を実施。
6月には、3か月の振り返りと心理職による子どもの発達とアセスメントについての講義を実施予定。

新人職員のみなさんの学びの機会を保障し、同期で活動することの大切さ・励まし合いの場にもなるといいと思っています。

当施設では、各ホーム(6人定員)常勤職員6人~7人体制にしていきます。次年度常勤は、6名募集中です。
ご興味のある方は、ぜひオープンハウス(月2回実施)にご参加いただき、職場の雰囲気を体験していただければと思います!!