今年度の研修内容

目黒若葉寮では、昨年度より内外の研修機会を増やしています。

人材育成委員会では、【安心・安全・信頼感を育むチームづくり】を年間テーマに掲げて研修を企画運営しています。
４月:新人職員さんウェルカム研修（以前、コラムで掲載しています）
７月：安全マップの作成
➡夏休みに向けて、再度ホーム内の死角、危険個所の確認をしました。後半の時間は、Googleマップにおすすめの公園・水遊び場・お店・病院等、各ホームが経験して獲得してきている情報をマップ上にどんどんアップしていきました。
この【若葉寮マップ】はホーム携帯からも見ることが出来るようにしたため、「今日どこに行こうか？」「買い物しやすいお店はどこかな？」と探す時に役立っています。本園GHと近い距離で生活していても新情報が出て来て盛り上がっていました。
９月：児童養護施設における子どもの養育（外部講師を招いての研修）　全３回（９月、１０月、１月）

主任会主催の研修として、【チーム支援について】【児童養護施設における自立支援の強化と拡充】をテーマに講師の先生を招いてご講義いただきました。

他にも、権利擁護委員会・生教育委員会のメンバーも研修を企画しています。

私たちの仕事はチームで行います。そのチームワークを構築していくために、子ども達のより良い支援のために職員一丸となって考え、振り返り、実践しています。グループワークも内容によって、ホーム単位、経験年数、allシャッフル型等、様々な工夫で、多くの職員とのコミュニケーションが図れるようにしています。この経験が、日常生活場面でもちょっとしたことでもすぐに相談できる風土に繋がっています。一人で抱え込まない！とても大切です。

研修機会を増やして２年目。会場準備もかなり早くなってきました。そして、素晴らしいのが片付けです。担当者が何も言わなくても、一人一人が声をかけ合い、自主的に研修会場の現状復帰をしていきます。その阿吽の呼吸に驚きました。チームワークの学びを深めている成果がここにも表れていると思い、とても嬉しいです。

これからも、子ども達のより良い生活のために、職員で学び成長し続けていきたいと思います。