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光明童園 松岡さん・山尾さん

(児童指導員 保育士6年目松岡芹奈さん)熊本県の児童養護施設で働いています松岡芹奈です。6年目です。
(児童指導員 保育士2年目山尾さん)2年目の山尾華菜です。よろしくお願いします。
(松岡さん)私は女子ホームを担当していて、6人の地域ホームという一軒家に住んでいます。
幼児2名、小学生、中学生、高校生2名が住んでいます。

(山尾さん)地域ホームの男子を担当しています。5名です。
幼児さんが1名、小学生が1名、高校1年生、高校3年生、社会人が1名です。
(松岡さん)私は短大に行っていて、その時に児童養護施設の施設実習がここの光明童園だったんですよね。児童養護施設に対して、最初すごく暗くて荒れているイメージを持っていたんですけど、ここに実習に来てすごくみんなが明るくて、元気で、人懐っこくて。ギャップを感じました。職員さんもすごく優しくて親しみやすかった。実習もしてすごくやりがいを感じたところもあって、ここで働きたい!と思い就職を決めました。

(山尾さん)私は保育園ではじめ就職をしました。保育園での仕事を経験して、養育施設で働いた後、光明童園に就職をしました。実習をずっとして、すごく職員さんたちが明るくて優しかったことと、仕事を丁寧に教えてくださったことがすごく印象的で。あと、実習を通して、子どもたちとの関わり方だったりをもっと深く学びたいなと思ったので、こちらに就職いたしました。
(松岡さん)嬉しかったことは、子どもたちが抱えている悩みをすごい話してくれた時や、「先生辞めないでねって、ずっとここにいてね」って言われた時に、今までやってきた関わりって良かったんだなと思って、すごくやりがいを感じます。

(山尾さん)普段子どもと関わっていて、ぶつかることもたくさんあります。意見を言い合ったりすることもあるんですけれども、そこで子どもたちと分かり合えた時に、すごくやって良かったなと思いますね。この子のためにこういった支援をしたいっていう気持ちで職員さんたちと話し合いを重ねて取り組めたりすることも、とてもやりがいを感じます。
(松岡さん)シフトの関係で、ここの出勤が早いと朝6時30分、夜遅いときは22時上がりなんです。22時上がりの次の日6時30分出勤っていうのがすごくきつくって。それがたまに続くことがあって、朝起きるのが苦手なのでそこだけがちょっときついところです。
子どもに関するところでは、子どもが不穏になった時に、どういう意味でこういう行動してるんだろうっていうのが分からない。心理士さんに話を聞いたらすごく分かるんですけど、私たちは心理とかの勉強をしていないから、聞かないと分からないってところはちょっと難しくて、そこがちょっと苦労しているところですね。

(山尾さん)私がしんどいなって思うところは、やっぱり子どもたちから「親御さんに会いたい」という気持ちを話された時。やっぱり涙を流す子もいるし、悲しむ子どもさんってたくさんいるので、その子どもたちの表情を見たときに、私もすごく悲しい気持ちになって。「会いたいよね」って言葉をかけるんですけど、そこからの立ち直りというか、気持ちの持ち直しがすごくしんどいというか。気持ちの共感の部分で、自分の気持ち的に落ちることはあります。子どものそういった姿を見たときには、職員間で話をしたりはしますね。
(山尾さん)職員間で情報共有とか、子どもたちへの接し方だったりというところへの擦り合わせは、保育園で働いていた時と児童養護施設で今現在働いているっていうところ、もう擦り合わせが本当に難しくて。そこで話し合いの積み重ねをする場面が多いですね。
(山尾さん)子どもとの関わりの中で、すごくやっぱり対応だったりっていうのが難しいのかなという風には思ったんですけれども、働いてみて、子どもと職員、こう話すというのをとても大事にしてると思うので、話をする中で楽しさだったり、泣いたり笑ったりっていうところを共有できるのがすごい一番感じてるところで。
働く前って結構マイナスなイメージを持ってたんですけど、今はすごくプラスになっている部分がたくさんあります。
(松岡さん)1つ目は、職員間の仲の良さ!すごく仲がいいです。
2つ目は、福利厚生がしっかりしていてすごく希望休が通りやすいです。例えば出勤しているときにちょっと予定が入って希望休が欲しいなといったときに、相談したら、「どうぞどうぞ!」と言ってお休みを取れたり、すごく融通がきく。年に1回7連休でリフレッシュしてくださいというお休み制度もあります!私はその制度をすごい推してます!
(山尾さん)子どもが大好きな方、そして明るくて元気の良い方、ぜひ光明童園に来てください!
(松岡さん)実際にこの仕事に就いたら、今まで生活してきたのと全然違う日常が送れるので、新感覚を味わいたい人は、ぜひこの児童養護施設に来てください。
(二人)待ってまーす!!!

施設概要

光明童園
熊本県南部に位置する当施設は、地域コミュニティを大切にし、地域の中で子どもたちが育まれています。
本体施設、地域7つのグループ、それぞれが個性あるホーム運営に取り組み児童の生活を支援しています。
スタッフ一人ひとりが光明童園の顔となって地域に根差したホーム作りに尽力しています。

【児童養護施設とは】
児童養護施設は児童福祉法に定められた児童福祉施設の一つです。
施設には予期できない災害や事故、親の離婚や病気、また不適切な養育を受けているなどさまざまな事情により、家族による養育が困難な2歳からおおむね18歳の子どもたちが家庭にかわる場所として生活しています。
児童養護施設では子どもたちの幸せと心豊かで健やかな発達を保障し、自立を支援しています。
当施設では退園後のアフターフォローにも力を入れており、就職や進学後の子ども達への相談支援も行っています。

【ケアワーカーとは】
募集しているケアワーカーの業務について
保護者にかわり、子ども達の養育(生活支援)を中心となって行っていただく専門職です。
子どもにとって最も身近な存在であり、児童養護施設の大多数を占める職種になります。

新規事業の開設、専門職員の新規配置に伴い、現場のケアワーカーを多数募集しております。
子どもも(職員も)幸せになること、そのためにできることは積極的に取り組みます。
ホームページ、Facebook、Instagram、YoutubeなどSNSでの発信も行っております。ぜひご覧下さい。

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