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広尾フレンズ 田沼 晋穂さん

はい、(広尾フレンズで)27年目になります。児童指導員のT.Sと申します。
大学を卒業して仕事が決まらなかったんですよね。結構ただれた生活を送ってたので。福祉の方向に進んだ大学の先輩から、そういう福祉関係のいろんな仕事を紹介してくれるとこあるよという紹介を受けて、取り敢えず仕事探しに行ってみようと。もともと教育畑に進みたかったんで、教員志望だったんですね。こどもたちと何か関われる仕事であればなおいいなということで、実際に行ってみて、情報をいろいろ見させてもらおうと最初に当たった情報がここ(広尾フレンズ)だったんです。児童養護って何をやってるところなのかっていうことも全然知らない状態だったんですけど、とにかく仕事をしたいということで面接のお願いをしてですね、それで今に至ると言うのが実際のきっかけですね。
実際に採用試験の一環で現場実習っていうんですかね、1週間ほど入らせてもらって。そこで当時のこどもたちとの触れ合いがあって、とにかくこどもたちが明るい。初めて来た僕にもたくさん話しかけてくれたりとか、いい体験というか、ここなら、この仕事ならやっていきたいなっていう風にやっぱり思わせてくれたっていうのはあったかなと思うんですよね。
担当する子が常に3人、多い時だとそれより多い時代もありましたけど、やっぱり夜出ていっちゃう子だとか、帰ってこない子だとかいるわけですよね。担当の職員がすべてやらなければいけないっていうわけではもちろんないんですけど、やっぱり他の職員も一生懸命やってくれてる中で、その担当の立場で舵取りをしていかなきゃいけないとか、何かこう決めていかないととか、決断しないとっていうような、そこがやっぱり若い時ってなかなか難しかったですね、正直。年を重ねて、キャリアもそこそこ積ませてもらって、そういった過去、関わってきたこどもたちのことも頭に置きながら、こうかなって考えられるようになってはきたのですが、それでもまだ迷いますから。施設の生活に馴染めないっていう子たちに相対するっていうのは、やっぱりきつい時期っていうのはありましたね。
やっぱり自分が何とかしなきゃっていうふうに思うと辛いんですよね。確かに養育を仕事にしてるわけですから、だからもちろん一定の責任はあるんですけど、じゃあそれを自分一人で抱えなきゃいけないっていうふうに思うときつい。周りに一緒にそのチームを組んでる仲間がいて、もちろん他部署、他職種の人達もいてっていうところにどれだけ頼れるかっていうか、一緒にやってもらえるような形を作れるかっていうのが、その辛さを乗り越えるっていうんですかね、みんなでやっていくっていうのが一つコツかなと思ってます。
やっぱり穏やかに会話ができるだとか、ほんと些細なことですよね。今入所してる子たちとの間で目立った出来事とかがなくても、ほんのそういう日常の些細なところっていうのが、僕はほっとするというか。「やっててよかったな」って思う場面でもあるし、あとはこれだけ長くやらせてもらってると、卒園していった子たち、子たちっていうのももう年齢的にはいい大人の皆さんですが。(その子たちが)1年の中で折々顔を見せてくれたりっていうのはあるわけですよね。やっぱり長くやってきたことが良かったなっていうことと、あとはやっぱりそうやって会いに来てくれて、他の職員もね、もちろん昔からいる職員もいますけど、会いに来てくれて。言葉を交わして、元気な顔を見れて、こちらも元気にやってるっていう顔を見せられる。そのために頑張らないとな、長く残らないとなっていう風に思うことは多々ありますね。
これは僕もこちらに入職してからずっと思ってることではあるんですけど、こどもたちの声、意見、要望、時には不満もあるでしょう、そういったものを大事にしようっていう土壌ですね。僕が入職してからずっと諸先輩方はそれはずっと言い続けてきたし、自分もこうやってキャリア積んでくる中で、施設としてもやっぱりそこがブレずに今に至ってるってのはすごく大きな魅力だと思います。実際に叶えられること、叶えられないことっていうのも、もちろんことと次第によってはあるわけですけど、会議で本気でこどもたちから出てきた要望だとかを、職員同士がどうしていこうかとか真剣に考えて、議論をして、真摯にそこに向き合ってるっていうことは、これは胸を張って言えることなんじゃないかなと僕は思ってるんですね。
あとは職員間も、自分みたいな古株の職員ももちろんいますけど、風通しはすごくいいと思いますし、それは実際に管理職含めて、現場でやっている職員の声というのは非常に大事にしてくれてるなっていうのは思います。あまりこう、上下関係がないっていうんですかね。現場の職員が一番、比率とすれば職場の中で多いですけど、上下関係はないですね。みんな得意なことを活かしていく、苦手なところはお互いにサポートするっていう、そこはしっかりできてる職場なんじゃないかなというふうには思います。
こども相手の仕事って、もちろん楽しいこともいっぱいあるんですけど、楽しいことばかりでもないっていうのは、これがリアルなところではあるんです。ただ、楽しくないとか辛いって思うことを辛いままで終わらせないっていうことが、この仕事を長く続けていく上ではすごく大事だと思うし、最初はみんな知らない、もしくは大学で学ばれてる方なんかは、学んできたこととは違うっていうこともあると思うんですね。その時に周りの先輩職員や仲間たちが助けてくれる環境っていうのがこの施設にはあるかなというふうには思っています。ですから、まずは児童養護、こどもの養育に携わりたいという気持ちと、そういった自分の持ってる力や得意なところを活かしたいというふうに思われる方はですね、ぜひうちの施設も覗いていただければなというふうに思っています。

※撮影当時の情報です。

施設概要

広尾フレンズ
施設は東京メトロ日比谷線「広尾駅」から徒歩5分、渋谷や六本木に近い場所にあります。創立146年になりますが、120年以上前から広尾の同じ場所にあります。
敷地内は緑豊かでグラウンドや大きな遊具や砂場があり、子どもたちはたくさん陽を浴びて元気に遊んでいます。
施設では、すべての問題は話し合いで解決するために子どもの意見を大事にしています。また、自分を大切にすること、人の権利も大切にすることに重きを置いて支援にあたっています。

求人情報

  • 東京都
  • 非常勤職員
  • ケアワーカー(保育士・児童指導員など)
  • 児童養護施設

【新卒・中途応募可】児童指導員(常勤契約職員)募集

  • 広尾フレンズ
  • 東京都渋谷区広尾4-2-12
  • 子どもの意思を尊重する|職員のチームワークが良い|柔軟で変化に対応できる施設
  • 賞与年3回
  • 宿直手当あり
  • 扶養手当あり
  • 通勤手当あり
  • 資格取得支援あり
  • 退職金あり
  • 産休あり
  • 育休あり
  • 無資格可
  • 年間休日110日以上
  • 有給あり
  • 正職員登用あり

施設は東京メトロ日比谷線「広尾駅」から徒歩5分、渋谷や六本木に近い場所にあります。創立146年になりますが、120年以上前から広尾の同じ場所にあります。 敷地内は緑豊…

  • 東京都
  • 非常勤職員
  • ケアワーカー(保育士・児童指導員など)
  • 児童養護施設
  • 新卒
  • 中途

子育て支援事業担当職員募集

  • 広尾フレンズ
  • 東京都渋谷区広尾4-2-12
  • 子どもへの個別的な対応|メンター制度などサポートあり|地域の子育て支援や里親支援に注力
  • 賞与年3回
  • 宿直手当あり
  • 通勤手当あり
  • 退職金あり
  • 産休あり
  • 育休あり
  • 年間休日110日以上
  • 有給あり
  • 正職員登用あり

施設は東京メトロ日比谷線「広尾駅」から徒歩5分、渋谷や六本木に近い場所にあります。創立146年になりますが、120年以上前から広尾の同じ場所にあります。 敷地内は緑豊…

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