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レバノンホーム 野村 光さん

施設概要

レバノンホーム
■生活の中の治療。治療的な養育を目指して■
私たちが目指すのは、アタッチメント(愛着)とトラウマ(心の傷)に焦点をあわせた、トラウマインフォームドな施設づくり。
すなわち、スタッフ全員がトラウマについて良く知り、理解し、ケアができる。そのような専門性を持った児童養護施設をめざしています。

[具体的な取組を一部ご紹介!]
・性教育
ー今年は助産師さんをお招きして実施しました。性教育では知識を教えるだけでなく、子どもたち1人ひとりの生命がかけがえのないすばらしいものだということを伝えていきたいと考えています。

・CAP(キャップ)プログラム
ー外部の講師の先生が実施する、子どもたちがいろいろな被害・虐待にあわないために、自分を守れるように教えるプログラム。いじめ、セクハラ、デートレイプなど多岐にわたって対応してくださっています。

■レバノンホームの暮らし■
園庭も広く、大きな公園も近所にあります。最近は、コシアカツバメが園の中に巣をつくりました。
お散歩したり、虫取りしたり、ツバメを見守ったり…。豊かな自然に囲まれながら、子どもたちはのびのび生活しています。
駅からは少し離れた場所にありますが、車通勤OK!電車とバスを使って通勤している職員もいます。

家庭的な養育を目指し、小規模グループケア・グループホーム(分園型小規模グループケア)で少人数養育を行っています。現在は大舎制の本体施設の中で、子どもたちが1人部屋もしくは2人部屋で過ごしています。こちらの本体施設も、建物自体小規模ユニット化していくことが決定しています。

「他のユニットの子や職員さんのことを知りたい!」という子どもからの声を受け、2025年3月から、月に1回全体交流の機会をつくりました。家庭的な養育と、レバノンホーム全体のつながり、どちらも大切にした施設運営を心がけています。

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