車椅子テニス体験交流会

施設内行事

児童養護施設

2024/02/21 13:09

２／１２（月）は建国記念日の振替休日でしたが、江南では「車椅子テニス体験交流」が開催されました。
教えていただくのは、江南の卒園生である菅野浩二選手です。菅野選手は２０２２年の東京パラリンピックに出場し、クア－ドダブルスで銅メダルを獲得し、２０２３年のアジア大会では金メダルを獲得した方なのです。
菅野選手が江南の子どもたちと対面するのは、２０２２年に続き２回目で、前回は施設の隣にある総合文化会館で「夢を持つことの大切さ」について講演していただきました。今回は市内のさくら運動公園テニスコ－トを借りて、実際に子どもたちに体験してもらうことにしました。
車椅子テニスは皆初めての経験で、車いすの操作だけでも大変なのに、さらにラケットを振ってボ－ルを返すのは至難の業です。でも、子どもたちは一生懸命に、そして笑顔（？）であきらめずにボ－ルを追いかけていました。
あっという間に時間が過ぎてしまいましたが、菅野選手からは「障がいがあっても、こうして一緒にスポ－ツを楽しむことができる。今後、障がいのある方と出会う機会があったら、ぜひ一緒に楽しんで欲しい」とのお話がありました。
また、前回はパラリンピックの銅メダルを、今回はアジア大会での金メダルを持たせていただきましたが、ずっしりとした重みがありました。これは単なる金属の重さではなく、菅野選手がこれまで積み重ねてきた努力の重みでもあると、あらためて思いました。
菅野選手、そしてスタッフの皆さん、お忙しい中、江南の子どもたちのためにありがとうございました。
菅野選手が次の目標を達成できるよう、子どもたちと一緒に応援しています。