【東京都済生会中央病院附属乳児院のPR】
病院に併設された乳児院で、新生児、低出生体重児や、障がいや病気のある子どもたちを多く受け入れています。保育士のほか、小児科医、看護師、理学療法士、心理士、栄養士、社会福祉士など、およそ70名の職員が連携し、地域のボランティアの方々と共に、チームで子どもたちの心身の成長を支えています。また、2021年より乳幼児ショートステイ事業に取り組んでいます。生後5日から2歳未満のお子さんを対象に、短期宿泊でお預かりしています。近年、育児疲れや産後うつなどで支援が必要なケースが増えています。乳児院の特色を活かして地域の子育てのお手伝いができるよう活動を進めています。
東京都済生会中央病院附属乳児院は、立地がよく、東京タワー、芝公園がおさんぽコースになっています。
「子どもニーズ 子どもファースト」をモットーに、子どもを第一に考えた「家庭的養育」を実践しています。
・小規模グループケアの良さを活かし、個々の子どもの満足感や成功体験を大事にした関わりを行っています。
・自己肯定感や主体性を育む養育を実践し、愛着や信頼関係の基礎作りに繋げています。
・職員とお子さん1対1の保育時間を設けることを大切にしています。
・買い物や公園へのお散歩など、戸外活動が充実するよう取り組んでいます。
・子どもたちの成長の記録やアルバム制作に力を入れています。
2024年10月より院内保育園をスタートしました。2歳~3歳児を対象に、ユニット内では体験できないような集団での活動や、多様で豊かな環境のもとで様々な経験ができるように心がけています。子ども相互の関係性のなかで社会性を育み、生活習慣の自立や個々の成長発達への効果が期待されます。子どもたちの毎日が充実した楽しい活動となるよう取り組んでいます。
【児童構成】
全体定員35名[本体施設]35名(以下、内訳)
新生児室、乳児室、病児室(各4名~6名)
乳幼児ユニット 6名×4室
※小規模グループケアの形態をとっています
【東京都済生会中央病院附属乳児院の外観】
[正面玄関から見た外観]
[院庭]
【東京都済生会中央病院附属乳児院の内観】
[プレイルーム]
[居室へのアプローチ]
[屋上庭園]
【運営理念】
【理念】「済生の精神」に基づいた思いやりのある養育の提供を通じて社会に貢献します。
(「済生の精神」とは、分け隔てなくあらゆる人々に医療・福祉を差し伸べることです)
【基本方針】
[子どもニーズ 子どもファースト]
私たちは常に子どものことを第一に考え、子どもの目線に立ち、子どもの気持ちの代弁者として実践し、一人ひとりの子どもの最善の利益を追求していきます。
1.子どもが安心できる環境の中で、個性を尊重し、愛情を注いで養育します。
2.愛着関係を大切にし、情緒豊かな子どもに育てていきます。
3.感動や成功体験を通し、子どもの自立心を養っていきます。
4.子どもの成長の喜びを保護者と共有し、親子関係を大切にしながら養育します。
5.乳児院職員として、向上心や探求心を持ち、人間性・専門性を高めていきます。
【東京都済生会中央病院附属乳児院の行事】
[こいのぼり会]
季節折々の行事を毎月行っています。初詣、ひな祭り、端午の節句、遠足、クリスマス会、音楽会など、子どもの生活が豊かなものとなるよう心がけています。
[院内で野菜の収穫]
イチゴ、プチトマト、なすやブロッコリーを院内で育てています。子どもも水やりに参加し、収穫したら厨房で調理し、美味しくいただきます。
[日常の保育風景]
小規模養育の良さを最大限に活かせるよう、いつもの職員がいつもいることによる安心感のなかで愛着形成を育む養育を目指しています。
[手作りクッキング]
手作りクッキングの日には栄養士や調理師と一緒にお菓子作りをしています。また、地域の学生ボランティアの皆さんと一緒にケーキを作る機会を設けています。
[毎日のお散歩]
都心にありながら院周辺には緑や公園がとても多く、お散歩コースが充実しています。東京タワーを毎日見上げながら芝公園、増上寺、消防車や新幹線の見学など、その日の担当者が行き先をア
レンジしています。
[主な行事]
・初詣
・ひな祭り会
・こいのぼり会
・プール遊び、花火大会、すいか割り、夏祭り参加
・クリスマス会
・春と秋の遠足、ユニットごとのお出かけ会 バス遠足 など
〜力を入れている行事や、行事への思い、特徴など〜
お宮参りやお食い初め、ハーフバースデイや七五三などのお子さん一人ひとりのお祝い事を大切にしています。
また地域の学生ボランティアによる手作りおやつ会や近隣のお祭りへ参加するなど、地域とともにいろいろな体験ができるよう取り組んでいます。
【東京都済生会中央病院附属乳児院で働いている職員・仕事環境】
[職員数]全体70名
うち直接養育に従事するケアワーカー(保育士・看護師・児童指導員など)49名
[職場の雰囲気]
多職種によるカンファレンスの機会が多く、保育士のほか、看護師、理学療法士、心理士、栄養士、家庭支援専門相談員、里親支援専門相談員、社会福祉士などの専門職間で協力しあい、良好なコミュニケーションをとっています。
[勤務形態]
・通い
・年間休日数132日(土日祝、特別休務日10日/年間、年末年始休6日、振替休日制)
・年次有給数14日(初年度)
・夜勤回数:4~5回/月
・勤務形態:(シフト制、2交代制)
主な勤務形態詳細
(早出日勤:07:30〜16:00)
(日勤:08:30〜17:00)
(遅出日勤: 9:30〜18:00) いずれも休憩60分
(夜勤:16:30〜09:00) 5人夜勤(うち1名は看護師) 休憩150分
[福利厚生]
・各種保険(雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金)
・雇用関係(退職金制度、再雇用制度、永年勤続表彰、記念品の贈呈)
・休暇関係(産休・育休取得実績有、慶弔休暇、生理休暇、介護休暇、看護休暇、感染症休暇等特別有給休暇)
・健康関係(医療費補助、健康診断健診費用、インフルエンザワクチン補助、抗体検査補助、ストレスチェック)
・その他(職員食堂有、食事代補助、互助会、外部福利厚生サービス、研修費補助、企業型確定拠出年金)
[研修や人材育成]
・キャリアパス制度の導入
・施設内研修
・法人内研修
・外部研修
・新任職員向けの教育(新採用者研修プログラム、プリセプターシップ制、OJT)
・キャリア面談、目標面談
※新人保育士の人材育成支援ではプリセプターシップ制(注1)を導入し、少し先を行く先輩保育士が担当者となって一人ひとりの成長を1年間バックアップします。
※新入職員は約1か月の集合研修を経て、ユニットでの業務をスタートするなど、ゆとりある人材育成プログラムが特徴です。
※乳児院でともに働く看護チームによる救急対応や感染対策などの実践型研修や、疾患に関する勉強会が定期的に行われています。また、日勤、夜勤を通じて24時間看護師が勤務する体制をとっています。
(注1)プリセプターシップとは新人のリアリティ・ショックの緩和、職場適応、役割移行の促進をめざし、一定期間先輩職員がプリセプターとして新人をサポートする支援体制です。
[求める人物像]
①明るく、前向きに、柔軟に、誠実に、誇りをもって仕事ができるかた。
②良好なコミュニケーションを発揮してチーム作りに貢献できるかた。
③倫理的な価値観を大切に、子どもの権利擁護に努めることができるかた。
④社会への関心と向上心をもち、自己研鑽できるかた。