【ガーデンロイのPR】
■ガーデンロイは、大阪府東大阪市にある児童養護施設です■奈良県と大阪府の境にある生駒山の麓、標高100mに立地しています。眼下に東大阪市街地や大阪平野が広がり、天気がいい日にはあべのハルカスもはっきり見えます。自然豊かな環境で、四季折々、自然の移ろいを感じられる環境です。毎年秋には、ふとん太鼓が街中を練り歩き、お祭り熱が高い地域でもあります。毎年数名、ロイの児童も担ぎ手として参加しています。
■乳児院ガーデンエルを併設しています■
大阪府下でも数少ない、同じ敷地内に乳児院(ガーデンエル)を併設しています。養育の連続性を大切にし、0歳から18歳まで環境を大きく変えることなく子どもたちが過ごせることが魅力の一つです。実際に、ロイの入所児童2/3はエルから移動してきた児童です。親睦会や委員会、施設内研修を合同で行ったり、乳児院のヘルプに児童養護の職員が行ったりと日ごろから連携をとっています。児童情報も同じシステムで共有されるため、いつでもどこでもお互いの児童の情報を知ることができます。
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■より地域の中での家庭的な養育を目指して■
施設全体の行事は行わず、ホーム単位での活動や個別の時間を大切にしています。施設内で完結するのではなく社会資源を有効に活用し。地域のお祭りや太鼓台、子ども会に参加し、地域との関わりを大切にしています。地域小規模児童養護施設も1ヶ所運営し、地域の中での当たり前の生活を実践しています。
【児童構成】
施設全体の定員:30名(本体24名 地域小規模6名)<本体>
全4ホーム(各ホーム定員6名)
男子ホーム3つ(横割構成)
女子ホーム1つ(縦割構成)
<地域小規模>
女子ホームとして1ヶ所運営
定員6名(縦割構成)
【ガーデンロイの外観】
[施設外観]

施設入口

【ガーデンロイの内観】
[木のぬくもりのある内観]

[2階廊下]

[あたたいかみのある内観]

【運営理念】
<ガーデンロイの理念>「社会、地域、家庭とつながり、生き生きと主体的に生きる人を育てる」
<ガーデンロイの基本方針>
1.法人創始者、賀川豊彦の貧しい人々を助けたキリスト教精神を引き継ぐ。
2.社会、組織、人とのつながりを大切にする。
3.子どものこころの傷を手当てし、自尊感情を育む。
4.成長する子どもの力を信頼し、それぞれの個性を尊重して養育にあたる。
5.養育の連続性を大切にする。
<ガーデンロイが大切にしていること(子ども達も含めたロイのスローガン)>
1.安心安全な環境で暮らす。
2.基本的生活習慣を身につける。
3.様々な生活体験を通して生活スキルを身につける。
4.大人と子ども、大人同士、子ども同士、すべての信頼関係を大切にする。
5.暴言暴力を使わず、優しい言葉や行いを心がける。
6.互いの違いを認め合い、尊重し合う。
7.自律と自立を大切にする。
<ガーデンロイの実践>
1.虐待による心理的、身体的、生理的影響とその回復についてどのように関わっていったらよいかを学び、常に職員の養育技能向上を図っていくとともに、職員は身を 挺して子どもの思い(怒り、悲しみ、大人への不信感等)を受け止め、大人への信頼を獲得する。
2.子どもの生育歴や成長に応じた適切なアセスメントを行い、日常生活の養育・支援に生かすとともに、日常生活の観察からの情報をアセスメントに生かしていく。
3.基本的生活習慣の確立と職員の安定した関わりによって、対人関係の力や感情をコントロールする力、問題解決の力を養い自立への準備を行う。
4.それぞれの子どもに応じた養育・支援を手厚く行えるようにするために全ホーム小規模グループケア体制を取る。
5.職員はホームの子ども達だけでなく、ロイ全体の子ども達の養育に責任を持つ。そのために、ホームセクトに陥ることなく職員同士がお互いを尊重し、学び合い助け合う風土を作っていく。
6.何よりも職員が同僚とともに主体的な力を発揮し、生き生きと養育・支援の仕事に取り組み、喜びを持って子ども達に関われるような組織運営を心がける。
7.積極的にボランティアを受け入れ、良い大人との関わりを多く経験出来るようにする。
8.子どもと職員は地域の一員として生活を送る。
9.一人ひとりの子どもにあった家族再統合を図る。
10.ガーデンエル、ハンナと協力して子どもの養育・支援に当たる。
11.社会の仕組みを知り、社会のルールの中で感情をコントロールしたり、コミュニケーションの力を作る事で豊かな人間関係を作る事が出来る様になり、社会の中で孤立しないで生きていく事が出来るよう支援する。
【ガーデンロイの行事】
お正月外出

夏の花火大会

夏の水遊び

■施設全体でのイベントは開催していません■
「家庭的な養育」を目指し、施設全体での行事は原則実施していません。「家庭だったらどうするのか」という問いを常に持ち、地域の社会資源を活用し地域の中で体験を積み上げます。活動の単位も個人・ホームで動きます。例えば、夏の旅行はホームに割り振られている予算を積み立てて子どもたちとどこに行きたいか相談しながら計画します。個別の時間も、近所の飲食店で一緒にご飯を食べたり、テーマ―パークに出掛けたり、子どもたちの意見を大切にして、担当職員との楽しいひと時を過ごします。全体の中の一人ではなく、一人ひとりが大切にされると実感できる経験を積み重ねていくことを大切にしています。
【ガーデンロイで働いている職員・仕事環境】
【職員数】全体34名 ※R7.4.1現在
うち、ケアワーカー25名(保育士・児童指導員・看護師など)
【職場の雰囲気】
20代~60代の保育士、児童指導員、看護師、調理員、心理士、家庭支援専門相談員、里親支援専門相談員等、総勢34名体制で養育を行っています。年代も職種も経験もバラバラですが、それぞれの得意分野を活かし、「ロイの子たちのために」という熱い想いを持った人たちばかりの集団です。
【勤務形態】
・通い(住居手当・通勤手当あり。近隣徒歩20分圏内に住み、緊急対応時に優先的に業務に応じられる方には別途手当有。)
・年間休日 108日(月の公休9回)
・有給休暇(初年度10日、以後、法定通り付与) ※計画的付与制度採用。
・その他、慶弔関係に関わる特別休暇あり。
・宿直回数:4~5回/月
・断続勤務なし
・勤務形態:シフト制
主な勤務形態詳細
早出:7:00~16:00(休憩60分)
日勤:9:00~18:00(休憩60分)
遅出:13:00~22:00(休憩60分)
夜勤:15:30~翌9:30(休憩120分)
宿直1:7:00~翌9:00又は9:00~翌11:00(休憩2時間)
※宿直時間:22:00~翌6:00
【福利厚生】
・各種保険(雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金)
・退職金(福祉医療機構退職共済、大阪民間社会福祉事業従事者共済会)
・65歳までの継続雇用制度
・5年目、10年目に永年勤続表彰・祝金の支給。(15年目以降は検討中)
・各種団体の永年勤続表彰に積極的に推薦しています(近畿児童養護施設協議会等)
・産休、育休取得実績有
・生理休暇、介護休暇、看護等休暇あり
・年に10連休1回又は5連休2回の長期休暇あり
・入職後に、業務に関連する資格取得した場合にお祝金支給(該当するかの審査はあり)
・健康診断年2回実施
・ストレスチェック年1回実施
・なんでも相談制度(心理士に仕事や仕事以外のことをなんでも相談できます)
・インフルエンザ予防接種費用全額施設負担
・職員親睦会開催(年2回程度、費用全額施設負担)
・電動アシスト付き自転車3年間無償貸与
・新生活応援のため、入職祝金支給
【研修や人材育成】
・外部研修に積極的に派遣
・施設内研修(各分野の専門家を招聘)
・施設内階層別研修
・法人内研修
・新任職員向けの教育
・SV制度
・養育の標準化を図るため、入職後にアレントトレーニングやセカンドステップ、CAP、CRC安心感の輪子育てプログラム、包括的暴力防止プログラム(CVPPP)の養育技法を習得してもらいます。
【求める人物像】
・関わるすべての人を大切にすることができる人
子どもたちはもちろん、施設内外を問わず関わるすべての人と向き合い、連携することが欠かせません。関わりを大切にしながら子どもたちを養育できる人に期待しています。
・「なぜ?」という問いを持てる探求心のある人
声なき声を拾うためにはその行動を観察し、「なぜ、それをするのか」を常に考えなければなりません。そのためには小さなことにも疑問を持つ探求心が必要です。
・何事も楽しんで取り組むことができる人
例えば子どもたちと遊んでいる時、あなたが心から楽しんでいるかどうかを彼らはすぐに見抜きます。仕事も遊びも全力で取り組み、何事も本気で楽しめる人を歓迎します。