亀山学園 池田 寿美令さん・高橋 あおいさん

目次
自己紹介をお願いします。
(2年目 池田 寿美令さん)香川県の亀山学園の池田寿美令です。勤続年数は2年目です。
(1年目 高橋 あおいさん)香川県の亀山学園の高橋あおいです。勤続年数は1年です。
(1年目 高橋 あおいさん)香川県の亀山学園の高橋あおいです。勤続年数は1年です。
所属ユニットは?
(池田さん)一番下は年少さんから一番上が中学3年生までいて、計8名います。女の子と男の子が亀山学園は混合なので、女の子も男の子もそのユニットにだいたい半分ずつ、人数がいます。
勤続年数が近い先輩と一緒に組めるメリットは?
(高橋さん)年が近い先輩だからこそ、わからないことがあった時に質問がしやすかったり、わかりやすく色々と手厚くサポートしてくださるので、とても仕事がしやすかったです。
児童養護施設で、働こうと思ったきっかけは?
(池田さん)私が児童養護施設を選んだ理由は、自分自身もそうなんですけど、自分の友達とか周りも結構家庭に悩んでいる人が多くて。自分自身も悩んでいたことに対して、何か同じ立場のこどもに同じ目線に立って支援できないかなって考えた時に、こういう児童養護の仕事を見つけて、児童養護施設に入ってみようかなって思いました。
(高橋さん)私が児童養護施設を選んだ理由は、大学時代に授業で児童養護施設で働く職員の方々の密着取材のDVDを拝見させていただいて、その時に何か事情があって親元で暮らせないこどもたちがいる現状や、そこで働く職員の方々の姿を見てから、私もその親元で暮らせないこどもたちの支援ができる仕事がしたいと思ってこの職種を選びました。
(高橋さん)私が児童養護施設を選んだ理由は、大学時代に授業で児童養護施設で働く職員の方々の密着取材のDVDを拝見させていただいて、その時に何か事情があって親元で暮らせないこどもたちがいる現状や、そこで働く職員の方々の姿を見てから、私もその親元で暮らせないこどもたちの支援ができる仕事がしたいと思ってこの職種を選びました。
亀山学園を選んだ理由は?
(池田さん)香川県で児童養護施設が3つしかないんですけど、それぞれの施設を見学させていただいて、一番家庭に近い環境でこどもが生活しているなと思ったのが理由の一つです。で、施設っていう私の固定概念から、男の子と女の子が分かれて生活して、規則も厳しくて、固められた生活をこどもがしているような印象だったんですけど、亀山学園を見学した時に、すごい明るくて、集団生活で禁止されていることはもちろんあるんですけど、男の子も女の子も施設だからっていう理由でこれはダメ、あれはダメとかがなかったので、すごい魅力的に感じて亀山学園に決めました。
(高橋さん)私も同じように亀山学園を選んだ理由は、施設は男女分けられて支援している印象があったんですけど、亀山学園は男女混合で家庭に近い形でこどもたちと過ごしているのを知ってから、いいなと思ったので亀山学園を選びました。
(高橋さん)私も同じように亀山学園を選んだ理由は、施設は男女分けられて支援している印象があったんですけど、亀山学園は男女混合で家庭に近い形でこどもたちと過ごしているのを知ってから、いいなと思ったので亀山学園を選びました。
この仕事の大変なところは?
(池田さん)私が担当しているこどもが、物取りをすることがすごい多かった時期があって、その原因も正直わからないし、物取りすることだけを見たら確かに悪い行動だけど、その裏側には本人のいろんな感情とかが隠されていて、そこにどう自分は接していたらいいのかが見えなくなるような時期があって、その時が一番苦労したなって思います。
(高橋さん)私はやっぱりまだ勤務年数が浅いのもあって、こどもたちが先輩の言うことを聞くけど、自分の言うことは聞かないことがあったり、あとこどもが何かちょっと悪いことをして注意するときに、小さいこどもたちがどうやったらわかりやすく(伝えられるか)、注意の仕方が難しくて悩みます。
(高橋さん)私はやっぱりまだ勤務年数が浅いのもあって、こどもたちが先輩の言うことを聞くけど、自分の言うことは聞かないことがあったり、あとこどもが何かちょっと悪いことをして注意するときに、小さいこどもたちがどうやったらわかりやすく(伝えられるか)、注意の仕方が難しくて悩みます。
この仕事のやりがいは?
(池田さん)私もやっぱり、一緒に成長している姿を近くで見られる時が一番嬉しいなって思います。昨日までできなかったことでも、気づいたらできていたり、身長が伸びたり、歯が抜けたり、入園とか卒業とかのタイミングで、人生の記念になるような大事な瞬間に一緒にいられることはすごい嬉しいなって思います。
(高橋さん)私は何かご飯を作った時に、「先生、お味噌汁おいしかったよ」とか「先生ありがとう」って感謝を言われた時がとても一番嬉しいです。
(高橋さん)私は何かご飯を作った時に、「先生、お味噌汁おいしかったよ」とか「先生ありがとう」って感謝を言われた時がとても一番嬉しいです。
亀山学園の良いところは?
(池田さん)亀山学園の良いところは、本当に職員同士がすごいコミュニケーションをとりやすいので、一人で抱え込まなくても大丈夫って思えるところが良いところだなって思います。例えば、何かトラブルがあっても、自分一人じゃなくて先輩方や管理職に確認したらすぐに答えをもらえて、一緒に考えてくれるので、働きやすいなって思ってます。
(高橋さん)私も同じように、何か困ったり、わからないことがあったら、すぐ上の先輩方や管理職の方が助けてくださって、一人で問題を抱え込まないで、みんなで一緒に助けてくれるところがとても素敵だなって思いました。
※撮影当時の情報です。
(高橋さん)私も同じように、何か困ったり、わからないことがあったら、すぐ上の先輩方や管理職の方が助けてくださって、一人で問題を抱え込まないで、みんなで一緒に助けてくれるところがとても素敵だなって思いました。
※撮影当時の情報です。
施設概要

子ども達が「亀山へ入所してよかった」「亀山でもいいかな」と思えて初めて、充実した施設生活を過ごせると考えています。そのために、門限の緩和や中学生からのスマホ所持許可などの工夫や改善を繰り返し、一般家庭と同等の環境作りに努めています。また、辛い過去を楽しい現在で上書きしていけるようにと支援しています。
子どもに「自己選択・自己決定・自己責任」の機会を可能な限り取り入れ、自立後に自己判断ができるよう日頃から支援しています。自由に判断できることは、結果を自身で受け止める責任も負いますが、その機会も大切と考えて職員はサポートします。これは職員も同じで、髪色や服装など自由なことが多く、子どもにとってどのような大人のモデルとなるかを自己選択できます。
全ての子どもの自立支援計画の作成と年3度の見直しを、ケアワーカーと専門職で行っています。他職種が連携して子どもの困りごとを分析し理解を深めるだけでなく、他職種からの意見から学ぶことでケアワーカーの専門性も高めています。さらに計画に沿って共通の対応ができ、支援に悩んだ際に計画を見直すことで立ち返ることができます。
アフターケアとして退園生との食事会を毎月開いています。
退園生と繋がり続けることは、職員にとって長く働き続けたい理由の一つとなり、日々の支援へのモチベーションにもなっています。
子どもに「自己選択・自己決定・自己責任」の機会を可能な限り取り入れ、自立後に自己判断ができるよう日頃から支援しています。自由に判断できることは、結果を自身で受け止める責任も負いますが、その機会も大切と考えて職員はサポートします。これは職員も同じで、髪色や服装など自由なことが多く、子どもにとってどのような大人のモデルとなるかを自己選択できます。
全ての子どもの自立支援計画の作成と年3度の見直しを、ケアワーカーと専門職で行っています。他職種が連携して子どもの困りごとを分析し理解を深めるだけでなく、他職種からの意見から学ぶことでケアワーカーの専門性も高めています。さらに計画に沿って共通の対応ができ、支援に悩んだ際に計画を見直すことで立ち返ることができます。
アフターケアとして退園生との食事会を毎月開いています。
退園生と繋がり続けることは、職員にとって長く働き続けたい理由の一つとなり、日々の支援へのモチベーションにもなっています。