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亀山学園 山口 優 さん

施設概要

亀山学園
子ども達が「亀山へ入所してよかった」「亀山でもいいかな」と思えて初めて、充実した施設生活を過ごせると考えています。そのために、門限の緩和や中学生からのスマホ所持許可などの工夫や改善を繰り返し、一般家庭と同等の環境作りに努めています。また、辛い過去を楽しい現在で上書きしていけるようにと支援しています。

子どもに「自己選択・自己決定・自己責任」の機会を可能な限り取り入れ、自立後に自己判断ができるよう日頃から支援しています。自由に判断できることは、結果を自身で受け止める責任も負いますが、その機会も大切と考えて職員はサポートします。これは職員も同じで、髪色や服装など自由なことが多く、子どもにとってどのような大人のモデルとなるかを自己選択できます。

全ての子どもの自立支援計画の作成と年3度の見直しを、ケアワーカーと専門職で行っています。他職種が連携して子どもの困りごとを分析し理解を深めるだけでなく、他職種からの意見から学ぶことでケアワーカーの専門性も高めています。さらに計画に沿って共通の対応ができ、支援に悩んだ際に計画を見直すことで立ち返ることができます。

アフターケアとして退園生との食事会を毎月開いています。
退園生と繋がり続けることは、職員にとって長く働き続けたい理由の一つとなり、日々の支援へのモチベーションにもなっています。

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