亀山学園 山口 優 さん

自己紹介をお願いします。
香川県の亀山学園 萩の家でユニット長をしています山口優です。勤続年数は6年目です。
児童養護施設で、働こうと思ったきっかけは?
高校在学中からこどもと関わる仕事をしたいなというのを考えていて、勉強して保育の大学に行きました。就職活動をしている中で、保育園とか幼稚園以外にも児童養護施設というところがあって、自分の学んできたことを活かして働けるのはここだと思って、亀山学園の方に就職しました。
この仕事の大変なところは?
新人の頃の話になるんですが、他の職員の言うことは聞くのに、自分の言ったこと、注意したことは聞いてくれなかったことです。今となっては、関係性も全然できていない新人の職員に注意されても、こどもたちは何を言っているんだという感じで聞いてくれないのは仕方ないことなのはわかるんですが、当時は自分の言うことを全然聞いてくれないことで悩んだ、つらかったという経験があります。
この仕事のやりがいは?
こどもたちの成長を間近で感じられるところです。下は幼児さんから上は高校生まで幅広い年齢のこどもたちが施設にはいるんですが、僕が亀山学園に入社した頃は、幼児さんだったこどもたちも、今は立派な小学生になっていたり、高校生活を終えて自立していくこどもたちなど、成長していく姿を近くで見ることができました。また、退園した後もちょこちょこ顔を見せに来てくれる子たちもいるので、長くこの仕事を続けてきてよかったと思います。
亀山学園の良いところは?
職員同士仲が良くて、和気あいあいとした環境で仕事ができます。困ったときにでもすぐ相談できる環境、体制が整っているので、1年目の人からでも問題なく働くことができます。勤務もシフト制なので、休み希望が取りやすくて、プライベートの方も充実させて働くことができます。また、僕自身も育児休業を取得して、また仕事復帰も今しているんですけど、そういう制度もとりやすいので、ぜひ男性の職員も亀山学園に来てください。
※撮影当時の情報です。
※撮影当時の情報です。
施設概要

子ども達が「亀山へ入所してよかった」「亀山でもいいかな」と思えて初めて、充実した施設生活を過ごせると考えています。そのために、門限の緩和や中学生からのスマホ所持許可などの工夫や改善を繰り返し、一般家庭と同等の環境作りに努めています。また、辛い過去を楽しい現在で上書きしていけるようにと支援しています。
子どもに「自己選択・自己決定・自己責任」の機会を可能な限り取り入れ、自立後に自己判断ができるよう日頃から支援しています。自由に判断できることは、結果を自身で受け止める責任も負いますが、その機会も大切と考えて職員はサポートします。これは職員も同じで、髪色や服装など自由なことが多く、子どもにとってどのような大人のモデルとなるかを自己選択できます。
全ての子どもの自立支援計画の作成と年3度の見直しを、ケアワーカーと専門職で行っています。他職種が連携して子どもの困りごとを分析し理解を深めるだけでなく、他職種からの意見から学ぶことでケアワーカーの専門性も高めています。さらに計画に沿って共通の対応ができ、支援に悩んだ際に計画を見直すことで立ち返ることができます。
アフターケアとして退園生との食事会を毎月開いています。
退園生と繋がり続けることは、職員にとって長く働き続けたい理由の一つとなり、日々の支援へのモチベーションにもなっています。
子どもに「自己選択・自己決定・自己責任」の機会を可能な限り取り入れ、自立後に自己判断ができるよう日頃から支援しています。自由に判断できることは、結果を自身で受け止める責任も負いますが、その機会も大切と考えて職員はサポートします。これは職員も同じで、髪色や服装など自由なことが多く、子どもにとってどのような大人のモデルとなるかを自己選択できます。
全ての子どもの自立支援計画の作成と年3度の見直しを、ケアワーカーと専門職で行っています。他職種が連携して子どもの困りごとを分析し理解を深めるだけでなく、他職種からの意見から学ぶことでケアワーカーの専門性も高めています。さらに計画に沿って共通の対応ができ、支援に悩んだ際に計画を見直すことで立ち返ることができます。
アフターケアとして退園生との食事会を毎月開いています。
退園生と繋がり続けることは、職員にとって長く働き続けたい理由の一つとなり、日々の支援へのモチベーションにもなっています。