【光明童園】施設職員さんにインタビュー!長く続く関係性!光明童園:白木栞菜さん(児童指導員:6年目)
ーー今日はお時間を頂きましてありがとうございます!最初にこの仕事に就こうと思ったきっかけは何ですか?
元々は教員を目指したんですが、通っていた大学が社会福祉も勉強できる大学だったんです。その中で様々な学びをする中で、教育の面ではなく、福祉の面で子どもたちに関わりたいと思った為でした。
大学に児童養護の職員の方が来て、その方のお話を聞いて更に興味を持ちました。
ーーそうなんですね。そんな中で、光明童園にご就職されたのはなぜですか?
光明童園に大学の先輩がいて、その方がご就職される姿を見たことが大きかったです。育った地域に児童養護施設がなくて、今まで関わった事がなかったので、実際の児童養護施設の姿を見て驚きました。
地域の中で子供達を育てているということがとても魅力的でした。
ーー地域に密着された施設運営は確かにとても魅力的ですね!職員さん同士仲がいいとお聞きしましたが、プライベートでの関わりなどはありますか?
コロナになる前、は同期の子達やひとつ上の先輩と旅行に行ったりしていました。互いに仕事を超えた関係になっていて、親友に近いような関係だと思っています!
ーー職員さん同士の仲の良さが伝わってきます!この仕事に就く前と就いた後でギャップはありましたか?
子どもたちが思っていた以上に楽しそうに過ごしていることが印象的でした。就職前は、どうしても閉鎖的なイメージ(いじめやつらい経験をした子どもたち)を持っていましたが、すごく楽しそうに過ごしている姿が多かったです。
ーー同じようなギャップを持たれる方は多いですよね。今ご担当の子どもたちはどのような子どもたちなんですか?
今は女の子の担当をしています。皆お話が好きなので、いろんな日常の話題でワチャワチャと話をするのが楽しい時間ですね。
ーーとても楽しそうですね!働いてみてどんなことが大変でしたか?
子どもたちとの関係性を作ることがが大変だと感じました…。最初は「わー・・・」とも思いました(笑)
すぐに子どもたちが心をひらいてくれるわけではなくて、少しずつ少しずつ関係性を築いて行いました。
反発を受けたりする時もありましたが…。
そんな時には、他の職員に自分から相談をしにいったり、ぐちを聞いてもらったりアドバイスを貰ったりなんかして、時には施設長からも話を聞いて、やり方を考え、工夫して関係性を作ってきました。
ーー子どもたち関係性を作るには時間がかかりますね。そんな中で、今まで働いてきた中でのやりがいは何ですか?
私は比較的ホームの移動が多いタイプの職員で、今のホームが4ホーム目になります。光明童園は各ホームの地域が離れている設計で他のホームの子には中々合う機会が少ないんです。
そんな中で、たまたま会った子に「おー!先生!」と話してくれる子どもたちがいて、嬉しくなりました!
「担当していた時に関係性が作れていたんだ」と感じたて、この仕事のやりがいを感じました!
ーーとても心が暖まるお話ですね!日頃子どもたちと関わる上で、大切にしていることはなんですか?
担当している子が女の子ということもあって、「聞いて聞いて」となることが多いんです。なので、できるだけ時間を作って子どもたちの話を聞くことを大切にしています。
どうしても、他の日常業務との兼ね合いもありますので、十分とは言えないんですが、なんとか時間の確保をしています。
ーーとても素晴らしい心がけですね!光明童園さんの魅力はどこですか?
最初にも少し話しましたが、職員の仲がとにかくいいんです!就職してみて、大変な部分も多い仕事でもあります。
けど、同期の職員と仲良くさせてもらっていて、同僚というよりは友達という感覚で付き合えています。
横のつながりや縦のつながりがとても強くて、別け隔てなく話せる感覚が過ごしやすいです。
ーーとても働きやすそうな雰囲気ですね!チャボナビは学生さんも多くご覧になられるんですが、もし、学生に戻るならどんなことを勉強しますか?
私は保育士資格ではなく、教員の資格で働いているので、特に幼児の子どもたちとの関係性作りに苦労しました…。なので、もう一度学び直すとしたら、生育過程や発達段階、手遊びなんかの勉強をしたいと思います。
ーーありがとうございます!最後に、学生さんやこれから社会的養護の業界に転職されたい方にメッセージをお願いします!
思ったよりも、楽しい職場です!ぜひ一緒に働きましょう!白木さんありがとうございました!
光明童園さんの職員さんの仲の良さがよく分かるお話でした!
今後もチャイボラでは、施設職員の方々のお話を掲載してまいりたいと思います!
お楽しみに!