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【ベトレヘム学園】施設職員が資格を取ろうと思った理由

職員さんインタビュー

児童養護施設

2019/12/22 23:00
【ベトレヘム学園】施設職員が資格を取ろうと思った理由

施設職員が資格を取ろうと思った理由


今回は施設に就職してから資格取得を目指した職員に、なぜそれぞれの資格を取得しようと思ったのかを聞いてみました!



〇社会福祉士

自立支援コーディネーターのAさん。
私は、ケアワーカーとして〇年働いた後、自立支援コーディネーター(子ども達の自立に特化して支援する専門職員)になりました。
施設を卒園した児童の中には生活に困窮する児童もいます。そんな児童をサポートする際に、生活保護についての制度や仕組み、婦人保護施設などについての知識が乏しく苦労しました。そこで、資格を取得し知識を得たいと考えました。
資格を取得したことで、より一層子ども達を適切な機関や支援に繋げられています。

〇精神保健福祉士

家庭支援専門相談員Oさん。
私はケアワーカーとして○年働いた後、家庭支援専門相談員(子ども達の家庭復帰や調整を専門的に行う職員)になりました。
当時、担当児童が精神疾患にかかり、入院し、精神手帳の取得。グループホームへ入居することになりました。その際、制度や手続きが分からず、スムーズにできなかったため、知識を得る必要があると感じました。
また、施設に入所してくる児童の父母の中には精神疾患を患っている方が多く、やりとりが難しいこともあり、もっと理解を深めたいと思いました。
そこで、制度から精神疾患の症状まで知識を得ることができる、精神保健福祉士の取得を目指し、無事取得しました。この資格で得た知識は、子どもたちとそのご家族への対応にとても役立っています。