【筑波愛児園のPR】
筑波山を臨む自然豊かな環境の中に筑波愛児園があります。都会のような便利さはありませんが、四季のうつろいを感じながら子ども達がのびのびと生活できる「家」となっています。子ども達の生活する家(ユニット)は6名の小規模となっています。開放的なリビング・ダイニングを中心に子ども達の個室が配置され、互いの気配を感じながらも自分の時間を大切にでき、また顔を合わせてコミュニケーションをとりやすくなっています。
2ユニットが1つの棟(建物)となり、それらを繋ぐ回廊により、互いに独立はしつつも1つの集落のような配置となっています。
子ども達も職員もそこを行き来し、互いに挨拶や会話が生まれる仕組みとなっています。
【児童構成】
施設全体の定員は46名です。本園36名(1ユニット定員6名で6ユニットあります)
小規模グループケア地域型ホーム(1か所定員4名)
地域小規模児童養護施設(1か所定員6名)
【筑波愛児園の外観】
[建物外観]
[夜の施設外観]
【筑波愛児園の内観】
[木のぬくもりのある内観]
【運営理念】
(1)個人の意思の尊重①集団生活の良さを活かしながら、個別化した養育の中で個々のニーズを受け止め、その充足に努めます。
②プライバシー(自己領域)を尊重し、児童が権利と責任について正しく学び、意見を述べていくことを大切にします。また、各児童の自己決定については、判断のための十分な情報提供を行います。
(2)発達の支援
①個々の発達課題に対して、適切な支援を行い、豊かな人格形成を目指します。
②将来の社会的自立に向け、必要な生活上の知識や技術を取得できるよう援助します。
③児童の豊かな成長のために、物心両面にわたる環境の整備に努めます。
④地域の行事に積極的に参加し、交流を深め、地域社会の一員として役割を果たします。
(3)養護の継続と自立支援
①日々の生活が児童にとって、安定的で一貫した養護となるように取り組みます。
②児童への養護と自立支援の質の向上のため専門性を高めます。
③家庭、地域並びに児童相談所などと連携し、家庭復帰を支援します。
⑤退所後においても、新たな環境に適応できるよう、継続した支援を行っていきます。
【筑波愛児園の行事】
[夏休みにはみんなで海へ]
私たちは、子ども達の「普通」の生活を支え、日々の支援を通して、子ども達の夢や目標が叶うようにサポートします。個別化された支援に加え、夏季キャンプや納涼祭、筑波山登山などのイベントも行っています。これらの活動を通し、子どもと一緒に嬉しいことも悲しいことも共に経験しながら、家族と同じようにコミュニケーションを大切にして支援を行っています。楽しいことばかりではなく、つらいこともありますが、子どもの成長と共に自身も成長していくことができる仕事です。
【筑波愛児園で働いている職員・仕事環境】
筑波愛児園では、相互のコミュニケーションを大切にしています。それは子どもとのことだけでなく、職員相互にもあてはまります。週1回の会議日があり、そこで子どもへの支援について、課題について、また棟・ユニット運営などを協議します。チーム支援を基本としており、チーム全体で協議し、役割分担などを行いながら業務を組み立てています。また専門職も交えたケース検討も実施しており、支援方法などを多面的に検討できる機会もつくっています。新任職員にはOJTの機会を保障し、児童養護施設の業務だけではなく、社会人としての不安や悩みなどにも対応できるようにしています。OJTは1年目、3年目、5年目と定期的に実施するように計画しています。また外部研修にも積極的に参加してもらうこととしており、各職員が資質向上や専門性を高められるように取り組んでいます。
【その他】
見学は随時受け付けています。事前にお電話かメールでお問い合わせください。