【丘の家乳幼児ホームのPR】
家庭的な養育を目指し、個別担当養育制をとっており、職員は子どもの入所から退所まで子どもと共に過ごしています。子どもが当施設の退所後に里親宅や家庭に帰った時にスムーズに生活になじめるよう、家庭の「当たり前」を体感してもらうにはどうすればよいかを考え、現場の状況に合わせて工夫しています。
たとえば、一般的な乳児院では調理をする人と養育者を別にすることで養育者がずっと子どもの相手をしてくれる場合もありますが、退所後に子どもが暮らすことになる里親宅や家庭では、保護者はずっと子どもの相手をしているわけにはいきません。そこで、当施設の一部のユニットでは入所中に「養育者が食事を作り、一緒に食べる」という経験をしてもらっています。
地域支援にも力を入れており、地域の未就園児とその母親を対象とした「母と子の健康教室」(はとぽっぽの会)を20年ほど継続しています。また、育児相談や乳幼児の健康相談を受け付ける「すくすく子育て電話相談」も行い、心理士や看護師と連携しながら、地域の保護者が安心して子育てができるように努めています。これらの事業は里親委託後の子どもと里親や、乳児院から家庭復帰した親子も利用できるため、アフターケアの役割も果たしています。
同法人が運営している保育所・児童養護施設・児童心理治療施設などとの連携が強みで、他施設にきょうだいがいる場合は施設種別を越えて交流することができます。また、法人内の交換研修も実施しており、例えば保育所と乳児院の保育者がそれぞれお互いの職場を経験し、視野が広がりとても勉強になったという声も挙がっています。
【児童構成】
全体定員30名[本体施設]1部屋6名×5部屋
【丘の家乳幼児ホームの外観】
[施設の外観]
【丘の家乳幼児ホームの内観】
[施設の内観]
[玄関先]
【運営理念】
法人理念喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい
施設処遇方針(法人施設共通)
1.自立への援助
利用者のからだ・こころ・社会的自立をはかるための専門施設として、その家庭復帰と社会への復帰を目指す。
2.施設プランと処遇課程
利用者の自立援助をはかるために、職員は入所時から正確な社会診断に基づき、施設での小集団生活を通じたあたたかい参加観察に裏付けられた理解からのみ各利用者の個性が受容できるのである。中でも利用者の復帰する家庭に対しては、入所時から密に連携し利用者の利益を最大限に開発する。何よりも退所後にいたるまできめ細やかで親切な処遇課程を職員は提供できるようあらゆる研鑽に努めなければならない。
3.チームケア
各施設ともそれぞれの職員の専門性が、社会福祉の哲学という一般性で統合されている。さらに援助という実践に人間性が加味されはじめてチームケアが実現されることを忘れてはならない。
4.統合サービス
施設・通所・外来・在宅を問わず利用者には、気軽にいつでも相談できる姿勢が職員には求められている、それは地域に開かれたヒューマンサービスを提供することである。
5.情報発信としての施設
ボランティア活動の受け入れをはじめ、文化活動、地域活動、また院内の専門研修会を含め、全ては地域の方々または他施設の専門家に開放される。
【丘の家乳幼児ホームの行事】
[夏祭りの様子]
[夏祭りの様子2]
[クリスマス行事の様子]
[動物園に遠足]
[ひなたぼっこ]
[主な行事]
・居室単位の外出(動物園・水族館など)
・その児の誕生日に行う誕生会
・クリスマス会(法人のクリスマス会にも参加することがあります)
子どものお誕生日には、担当職員と1対1でアンパンマンミュージアムに行くなど、特別な時間を作っています
【丘の家乳幼児ホームで働いている職員・仕事環境】
[職員数]全体45名
うちケアワーカー(保育士・児童指導員など)33名
直近3年以内の離職率:10%
[職場の雰囲気]
子どもも職員も、女性職員のことを「〇〇ちゃーちゃん」男性職員を「〇〇パパ」と呼ぶアットホームな雰囲気です。
(子どもが呼びやすいため、「おかあちゃん」が「ちゃーちゃん」になったようです)
ちなみに施設長も子どもや職員から「すみえちゃーちゃん」と呼ばれてます!
施設長も現場を経験しているため、職員の困り事を理解できますし、居室単位で行動することが多いため、新人の悩み等は居室のリーダーに話していることが多いです。
[勤務形態]
・通い
・年間休日数 120日 休みは曜日固定ではありません
(年次有給数は勤続年数による、特別休暇 あり、病気休暇、忌引き、結婚休暇など)
・宿直回数:4~5回/月
:0歳児居室は夜勤 4~5回/月
・勤務形態:(シフト制、交代制)
主な勤務形態詳細
早番:06:00〜14:00
日勤:09:00〜18:00
遅番:13:00〜21:00
宿直:13:00〜07:00・07:00~07:00 夜勤は14:00~06:00
断続勤務:07:00〜18:00 (12:00~15:00は休憩)
[福利厚生]
・各種保険(雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金)
・雇用関係(退職金制度、再雇用制度、永年勤続表彰、記念品の贈呈)
・休暇関係(産休・育休取得実績有、産後パパ育休取得実績有、慶弔休暇、介護休暇、看護休暇、特別有給休暇)
・健康関係(健康診断健診費用、人間ドック受診費用補助、インフルエンザワクチン補助、医療保障制度/ストレスチェック)
・その他(グリーンパルサービス加入、研修費補助、職員交流費、資格取得補助制度、結婚出産祝い金)
・希望により法人内の他施設に異動可
産休や育休は職員同士でフォローしながら、元の職場に復帰できるようにしています。
[研修や人材育成]
・施設内研修
・法人内研修
・外部研修(全乳協、東北ブロックなど)
・新任職員向けの教育(OJT、メンター制度)
日々の仕事については、各部屋にリーダーがおり、部屋ごとにOJTを行っています。
[求める人物像]
・柔軟な考えをもち、自己判断せずにすぐ相談できる方
・自分にも、子どもや保護者の方々にも、丁寧に関わることができる方