【ピッピのPR】
子どもシェルターピッピは、主に中学卒業から20歳未満の女子を対象とした、埼玉県で唯一の子どもシェルターです。安心して生活できる居場所がない子どものための緊急避難所です。避難した子どもたちは、スタッフとボランティアがいる一軒家で、一緒に生活します。小さいシェルターですのでアットホームな雰囲気があり、子どもたちの安心感に繋がっている面もあるかと思います。
場所の秘匿性や子どもたちの安全を守るため、携帯電話の持ち込みは不可。通学、通勤も不可という条件下ではありますが、
約2ヶ月間という入所期間の間、時には行事をしたり、子どもを含めたケース会議を行うなどして大人と話し合いながら生活を送っています。
子どもシェルターの特徴として、入居したすべての子どもたちに子ども担当弁護士(コタン)がつくということが挙げられます。もちろん、子どもに費用はかかりません。コタンは、子どもの気持ちや意見を代弁したり、子どもとコミュニケーションをとって、意見を形成することをサポートします。そして、コタンはその意見を実現するサポートもします。
アドボカシーは、子どもの意見の代弁者と訳されることもありますが、コタンはその数歩先を進んでいるのです。
【児童構成】
6名定員中学卒業程度から20歳未満の女子のみ
"戸建ての家に、定員6名(同時の滞在は3名程度)を予定しています。
Q.間取りも教えてください。
2階建の戸建て
お子さんは2階にある3部屋、1階はリビングダイニングと事務所スペース"
【運営理念】
・居場所がなく傷ついた子どもたちに寄り添い、心身に負った傷から回復するための安心で安全な生活環境を提供し、子どもたちの自立を支えます。・信頼できる大人との関係を築きます。
・大切にされた経験を通して、子どもたちに愛されていることの実感を得てもらえるようにします。
・子どもの成長発達の権利を擁護します。
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[行事について]
施設内では、「お正月」「節句」「誕生日」「クリスマス」など一般家庭で行われるようなイベントを行なっています。
「シェルターという性質上、施設の場所が秘匿されています。ただ、一切の外出が制限されるわけではありません。スタッフや子ども担当弁護士が付き添って、安全を確保しつつ、映画鑑賞やショッピングなど外出も行っています。」
【ピッピで働いている職員・仕事環境】
[職員数]常勤職員:3名
非常勤職員:4名
[職場の雰囲気]
スタッフの皆さんがそれぞれ自分の意見を表明しやすい、お互いの意見を尊重し合える雰囲気だと思います。
また性格が穏やかな方が多いと思います。年齢層も幅が広いです(年齢の躊躇は不要です。)。ただ、みなさん、子どものことについては、熱い思いを持っておられます。子どものために何ができるのかという子どもをまんなかにおいたことができる雰囲気もあります。
[勤務体制]
常勤職員:変形労働時間制/主な勤務時間 8:30-17:30 または、17:30-23:30
宿直あり(手当もあり)/週休2日/6月経過後の年次有給日数 10日
非常勤職員:シフト制/主な勤務時間 8:30-17:30 または、17:30-23:30 /宿直あり
時間外労働あり、月に10時間
※上記は例。実際は30分程度、重なる時間があるので、そこで引き継ぎ・情報共有をしています
[福利厚生]
労災
[研修や人材育成について]
子どもの権利擁護について、希望者向けに、年に数回研修を予定しています。
[こんな人を待ってます!]
施設に辿り着く子は、例外なく何らかの虐待を受けています。そして、ピッピでは、長年の虐待から解放され、ようやく一休みします。
大人の視点からみたら、わがままと思えるようなことがあるかもしれません。
長年の虐待を受けてきた子どもなんだという目線を失わず、子どもを中心にして考えることができる方を希望いたします。