【カリヨン子どもの家ガールズのPR】
カリヨン子どもの家ガールズは、2004年6月に設立された日本初の子どもシェルターです。”居場所のない”10代後半の子どもたちの居場所や緊急保護の場として開設されました。
子どもたちの意向や意見を大切に考え、日々の支援を行っています。
子ども本人の口から今後の意向や今までの生活を語ってもらう場があったり、今後の方針会議の時には、子どもにも入ってもらうようにしています。
子ども自身の意見や希望、選択を尊重しつつ、選択肢や支援者の意見も示して、一緒に考えていこうとしています。
本人の希望が現実的に叶うかどうかは、様々な関係性から難しい場面もありますが、おとなも精一杯の知恵と力を尽くし、子ども本人が納得して次のステップへ進んでいけるようなプロセスを重視しています。
また必要な支援はシェルター内で完結せず、弁護士、学校や児相など様々な機関が”子どもを中心”に重なり合うように連携する事を大切にしています。
【児童構成】
ホーム自体が一軒家の作りをしています。児童居室は個室、キッチン、リビング、風呂、トイレなどは共用、スタッフルームと面談室を備えています。
女子6名定員です。利用者は16~19歳、滞在期間は約2か月程、年間12~15名の新規利用があります。
【カリヨン子どもの家ガールズの内観】
[家庭的なリビング]
【運営理念】
「日本初」という前例のない状態から、弁護士会や児童福祉関係者の熱い思いにより立ち上げたシェルターです。子どもと大人、大人どうし、機関どうしが対等なパートナーとして関係を築き、互いの人格を尊重しあいながら、活動することを目指しています。
日本は親の親権が強く、民間による子どもたちの保護には制約がありますが、子どもたちの安心して暮らすことができるよう、様々な配慮をしています。
国連子どもの権利条約の理念に基づき、子どもの最善の利益を保障すること、すなわち子どもたちが自ら考え、表明し、選択し、自分らしく生きていく権利を尊重します。
【カリヨン子どもの家ガールズで働いている職員・仕事環境】
<職員構成>職員5名、平均年齢は40歳くらいです。
<職場の雰囲気>
とにかく対話・会話が肝になると考えています。
そのため、会話が絶えない空間になっていて賑やかだと思います。
子どもたちの話や業務引き継ぎはもちろんですが、雑談も多くあります。
また一番経験の浅いスタッフの考え方を聞いたり、尊重するようにしています。
<研修や労働環境について>
有給の他に夏季休暇・冬期休暇が5日ずつ付与されます。
また法人に知られることなく、カウンセリングやセカンドオピニオンを受けることができるサービスも有り、入院・休職の保証もあります。
鍼灸の治療や心身のケアも法人が費用を負担できます。(職員の希望との合致など条件あり)
研修は積極的に参加できるようにバックアップ体制が整っています。
時には出張を伴う遠方の研修でも参加の意思があれば調整可能です。
新人職員も一員として一角を担ってもらう事を期待し、学ぶ立場だけではなく、挑戦をし続けてもらいたいと考えています。
【その他】
<こんな人が向いています!>・子どもの辛さ・言葉にならない言葉を待つような時間を”共に過ごして待てる"人
・子どもの"発信を待つ"ことができる人
・大人の無力さを痛感しつつ、子どもをひとりぼっちにしないという思いで、子どもに寄り添おうとする人。