【救世軍機恵子寮のPR】
機恵子寮は、大田区の閑静な住宅街にある比較的小さな施設です。東急池上線というローカル路線ながら、20分程度で五反田駅と蒲田駅に出ることが可能で、通勤や通学、日々の買い物に出などにかけるにはアクセスのよい環境にあります。救世軍という一風変わった法人名に思われる方も多いのですが、イギリスに本部をおく世界的なキリスト教の団体(Salvationarmy)が母体となっています。日常生活に宗教的な色彩はほとんどありませんが、法人から配属されているチャプレンが、職員会議などの機会にスタッフに向けて聖書のメッセージを届けています。
週末の一時帰宅や家族との面会を頻回に重ねている子どもがいる一方で、何年も家族との音信が取れないままの子どももいます。スタッフはそのような境遇にある子どもの思い、あるいは施設に子どもを預けざるを得なくなった家族の「思い」に思いを寄せてかかわることを心掛けています。集団で暮らしながらも、ひとりひとりの異なる事情を踏まえた対応を心掛けること、これが機恵子寮が最も大切にする支援スタイルです。そのスタッフの支援を支えて下さる応援団として、多くのボランティアの方が長く子どもたちとかかわって下さっています。機恵子寮賛助会の会員の方から募ったご寄付では、入所中の子どもはもとより、退所後に進学した子どもたちや一人暮らしをする子どもへの資金的支援も行っています。機恵子寮の暮らしを通じて、子どもたちが「人とのつながり」を感じ、そこに安心感を持てるようになることを願っています。ぜひ、見学にお越しください。
【児童構成】
本園:幼児ユニット(男女混合)、学童男子ユニット、学童女子ユニット、個室×6 グループホーム2棟【救世軍機恵子寮の内観】
[各ユニットの居間ではTVを見たり、ご飯を食べたりして過ごします]
【運営理念】
「一人ひとりを大切に、一つひとつを丁寧に」協調性:子どもを正しく理解し、子どもの思いや家族の気持ちを大切に支援する
個別性:それぞれの子どもたちを尊重し、個別的な支援を保障する
専門性:ソーシャルワークの視点をもって専門的にケアをする
創造性:子どもと工夫しながら、豊かなくらしをつくりあげていく
社会性:地域社会のなかで子どもたちの育ちを考え、社会的自立を目指す
【救世軍機恵子寮の行事】
[コロナ禍でも楽しいことを!と、小さな夏祭りを企画しました]
「きえこ祭」地域の方も来寮される夏祭り[かき氷もポップコーンもプロ並みのクオリティです!]
[里山開拓団の活動。ハンモックに揺られて森林浴]
「東京里山開拓団」月に1回里山に出かけて、工作や里山料理を楽しむ活動[旅先の貸別荘にて。雨でも盛り上がったTVゲーム大会]
「クリスマス祝会」機恵子寮のみんなでクリスマスを祝うお食事会
30年以上のつながりがあるボランティア団体とのレク活動
そのほか、ユニットやホーム単位で活動しています。