【わこう(旧和光寮)のPR】
わこうは、昭和30年7月1日、定員24人の児童養護施設としてスタートし、60年余の歴史を刻んできました。これまでに延べ約1,000人の子どもたちが暮らし、巣立っています。初代理事長(創設者)は浜松基地にて職業軍人として航空隊長をしており、終戦後、親の農作業中に道端に放っておかれる子どもたちの様子を見て、保育所の運営を始めました。その後、戦災孤児などの状況を鑑みて児童養護施設を設立します。現在の地名「和光町」は、社会福祉法人和光会の名前が由来になっています。
令和4年度より、施設名を「和光寮」から「わこう」に変更しました。
施設のユニット化に伴い、「寮」生活のイメージからより家庭的な意味をもたせる為に変更いたしました。
施設は静岡県の浜松駅からバスで40分ほどの場所にあり、戦国時代に三方原の合戦が行われた地域にありました。
令和3年まで大舎制+地域小規模の運営を行っていましたが、令和4年4月から、より家庭的な形態に変更をします。この変更に伴い、施設内を全体的にリフォームしました。リフォームに伴い、施設らしさを排除し「現在の家庭に近い形」にすることを目指しました。また、裸足で歩いても冷たくないコルクの柔らかい床にするなど、子どもの過ごしやすさを考えています。
養育の特徴としては、子どもたちの「自治」を大切にしています。一人ひとりが役割を持って生活をしていけるように「共に考えて暮らしを作り上げていく」形をとっており、いろんな事を、子どもたちと話し合って決めるようにしています。
職員の育成についても、4月からのユニット制への変更に伴い、改革を行ってきました。入職前研修からはじまり、最初の1年間は先輩職員の相談役がつきます。また、入職後も新入職員研修を実施。自立に向けて成長シートを作成し、定期的に面接を行いますので、困りごとや悩みは先輩職員に共有・相談できます。また、1年目だけでなく、その後も経過年数に応じた面接相手がつきます。
職場環境としては、有給の取得を推進しています。また、コロナ前は定期的な交流会(夏・年末・送別会)や、職員旅行(いくかの班に分かれて)も実施していました。
ぜひご興味がある方は一度見学にお越し下さい!
皆様からのご連絡をお待ちしております!
【児童構成】
令和3年度末まで大舎制+地域小規模の運営を行っていましたが、令和4年4月からユニット制(小規模グループケア(5箇所))+地域小規模に変更をしました。4月からは36名定員の施設として運営を行っています。【わこう(旧和光寮)の外観】
[施設外観]
【わこう(旧和光寮)の内観】
[あたたかみのあるキッチン]
[安らげるリビング]
[木のぬくもりと家庭的な作りの内観]
【運営理念】
法人理念「すべての利用者に よりよい環境と 最善の利益を」
それは、子どもからお年寄りまで、すべての人が、等しく大切にされ、
皆が安心して過ごせる社会へのお手伝い。
いつでも、どこでも、誰にでも。
願いのかぎりその支えとなり、まごころを持って一緒に生きていく。
それが、人のため、社会のために和光会のできること。
社会福祉の名のもと、地域に根差しながら
施設運営理念
「未来へつながる今 自らつくりあげる ぼくたち わたしたちの暮らし」(令和4年度より)
・わこう職員は、法人の理念に基づき、子どもの最善の利益のために、「児童養護施設運営指針」を踏まえ、子どもを尊重した養護に取組み、社会的養護を担う専門職としての役割を果たします。
・そのために、研修環境を整え、職員一人一人が自己研鑽に努めます。
・また、関係機関等との連携を図り、地域との交流を大切にします。
【わこう(旧和光寮)の行事】
[みんなでクッキング!①]
[みんなでクッキング!②]
[みんなでクッキング!③]
[宿題中!]
[みんなで野球]
[年間行事]
わこうでは季節ごとの年中行事(七夕・七五三・節分・雛祭り…など)や、グループごとに出かける夏の行事(バーベキューやキャンプ)、帰省外出泊を実施しない子どもを対象にしたおでかけとして、川遊び・プール・映画鑑賞・遊園地などに行ったりします。また、県内の施設の交流として、スポーツなどを競い合う大会があったり、地域の方との交流として、町内のお祭りに参加したり、和光寮で敬老会を行ったりもしています。
他にも、ウォーキングとして毎月、近隣の山々や湖畔をハイキングしたり、担当職員との外出、法人内の施設の利用者との交流会事業など、子どもたちの楽しみとなっています。
【わこう(旧和光寮)で働いている職員・仕事環境】
平均年齢30代前半の、活気がある職場環境です。若い職員ものびのびと働くことが出来る環境のため、自由な発想で様々な取組をしています。
【その他】
子どもへの愛があり、明るくて骨太な人を募集しています。多かれ少なかれ、子どもたちは心を痛めて入所している場合がほとんどですので、子どもたちを支える職員は、心と体が健康であることが大切だと考えます。
明るく活発で、くよくよしない。
「なにかしてあげる」というより、子どもたちの子ども時代を一緒に作り上げていく事ができる。
そんな方と一緒に働きたいと思っています。