12月9日(火)に東京都の『こどものうち八栄寮』を訪問してきました。すごく魅力にあふれた施設でしたので、ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
▼敷地の入り口

◆施設について
こどものうち八栄寮さんは、東京都八王子市にある児童養護施設です。「JR 八王子駅」からバスで20分程度とちょこっと遠いですが、その分周囲は豊かな自然に囲まれ、施設へ向かう道中は、おもわず深呼吸をしていました。施設の規模は、定員:52名で、本園に男子棟2つ、女子棟1つ、幼児棟1つ、そして、八王子駅に近いエリアに男女混合のグループホームが2つある小舎制の児童養護施設です。
タイトルにあった通り、自然が豊かで敷地も広大です。実際に撮影してきた写真がありますので、見てみましょう!
◆施設案内
敷地内の構成を説明します。この写真はこどものうち八栄寮さんのHPにも載っている航空写真ですが、これを見ただけでも広さが分かりますね!

・グラウンド
・駐車場
・中庭
・裏山
・管理棟
・幼児等
・男子棟
・女子棟
このような構成で、裏山は写真の上部に見える林の部分一帯のことです(すごい広さです!!)。
それぞれ場所や設備について写真と解説付きでご案内します♪
▼ ▼ ▼ Let’s Go!! ▼ ▼ ▼
まずは特徴的なグラウンドや裏山の写真です。
▼グラウンド

▼中庭

グラウンドは主に小学高学年以上が思い切りボール遊びなどをしていて、中庭では幼児や小学生低学年の子たちが遊びに使うイメージです(もちろん日中、グラウンドを幼児が使うこともあれば、その逆もあります)。施設の敷地内だけでは、遊びのスペースが足りないという問題は発生しがちですが、こどものうち八栄寮さんでは敷地の広さを活かして、年齢に応じた遊び場を分けることができるので、こどもにとって安心・安全ですね!
次に駐車場についてです。航空写真の右下と左下に車が停まっているのが分かりますか?

実は駐車スペースも非常に豊富で、その2か所だけでなく停められる場所は豊富にあり、全職員が車で出勤しても余裕で停まるそうです。
もちろん無料なので、職員のみなさんはバイクや車がメインの通勤方法になっているようです。
そして、裏山です。さきほどご紹介した中庭の向こう側に位置します。
実は、裏山には心理療法に使用する部屋があります。その写真がこちら
▼裏山にある心理療法室

▼裏山から見た施設側を見た時の風景

写真では分かりづらいですが、心理療法の小屋の手前には扉が設けられており、こどもだけでは自由に行き来することができないようになっています。もちろん職員と一緒なら行き来できて、夏は早朝に職員と一緒に虫取りに行くこともあるのだとか!これは自然豊かなこどものうち八栄寮ならではですね✨
~扉の裏話~
なんで、裏山に扉が付いているの?こどもが勝手に外にいかないために?と疑問に思ったので、聞いてみました。そしたら、なんとご近所の方が、散歩ルートとして通り抜けてしまうから!というのが理由だそうです。通り抜けることが悪いわけではないですが、施設の敷地内と気づかずに通る方もいるようで、防犯上はあまりよくないだろうということで設けられたみたいです。
それでは、ここからは建物のご紹介です。
管理棟には事務所やホール、心理プレイルーム、調理室、自立訓練室などがあり、外部の方も出入りします。
▼ホール

次は幼児棟です。定員10名で、内装は木のぬくもりを感じることができる造りになっています。
▼写真右手に見えるのが幼児棟「太陽の家」

▼幼児棟の中の様子


室内は驚くほど広々としており、高い天井がさらなる開放感を与えてくれます。この日は数名の幼児さんたちが過ごしていましたが、それぞれが自分のペースで、ゆったりと思い思いの遊びを楽しんでいる姿が印象的でした。
・男子棟と女子棟はそれぞれお子さんがいたので内観は撮影できませんでしたが、外観は大きな一軒家という印象でした。男子棟は2つあり、1つは12名定員、もう1つは6名定員です。女子棟は12名定員です。

・女子棟

その他に、この日は見られませんでしたが、畑があったり、グループホームがあったり紹介しきれないくらいとにかく敷地が広いです!
内観やグループホームのこと、その他の設備などの写真はこどものうち八栄寮さんのホームページにとっても分かりやすく載っていますので、ぜひ見てみてください
▼こどものうち八栄寮さんのホームページ
https://yasakaryou.or.jp/yasaka/facility/
行ってみて分かった!こどものうち八栄寮の特徴3選!!
①自然が豊かで広大な敷地1周ぐるっと回るだけでも15分くらいはかかったのではないでしょうか。それぐらい敷地が広かったです!
そして、「あれ、本当に東京都内なのかな?」と錯覚するぐらい、周囲が豊かな自然に囲まれ、喧騒から離れた静かな環境が、こどものうち八栄寮さんの最大の魅力ではないでしょうか。
②温かい職場
訪問中に職員さんに話を伺っている中で気づいたことは、職員同士の関係性がよく、思いやったり、支えあうことが自然とできる職場ということです。
例えば、新任職員を迎える際は配属先の棟に新しい職員の○○さんと名前などがあらかじめ掲示されており、こどもや先輩職員が温かく迎えてくれるそうです。新任職員さんにとってもスムーズに職場に馴染みやすいですし、こどもにとっても事前にどんな人が来るのかわかっていることで不安の軽減などにも繋がるとても素敵な文化だなと思いました。
さらに、とある職員さんの話では、その職員さんが、まだ入職前に求人応募について電話をした際、その電話にでた職員さんの応対がとても丁寧で、「あ、この施設なら安心して働ける」と思うきっかけにもなったそうです。
③チーム養育
こどもたちの生活単位が小さくなればなるほど、職員一人の負担や責任は重くなってしまうものですが、こどものうち八栄寮さんはチームでこどもたちを見るため、一人で抱え込まずに働くことができます。
仕事のことで悩んでいると相談に乗ってくれて一緒に悩んでくれるので、大変な事があっても乗り越えられるそうです。
職員インタビューを通して実際に働く職員さん達にお話を聞きましたが、みなさんが口をそろえて仰っていました。
◆最後に(まとめ)
こどものうち八栄寮さんの魅力は伝わりましたか?現在、こどものうち八栄寮で働いている職員さんに就職した理由を聞くと、「都会の喧騒から離れて、静かな環境で働きたかったからです」と答える人が多いのだとか!
確かに施設への行き帰りの道中に見られる山々の景色を見ているだけでもすごく癒されました。
『児童養護施設の現場を見てみたい』&『ちょっと癒しも求めたい!』という方は、こどものうち八栄寮さんに行ってみてはいかがでしょうか?
少しでも行ってみたい、実際に見てみたい!と思われた方は、例年3月から10月頃に毎月実施されている施設見学会に参加してみてください。見学会情報は、『チャボナビ』でチェックできます!
こどものうち八栄寮の紹介ページはこちら▼
https://chabonavi.jp/place/53

最後まで読んでいただきありがとうございました。
NPO法人チャイボラ 柗嶋
