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施設訪問レポ
2025/12/15 18:12

【訪問レポ】リスタートして9年!福井県にある、フレッシュな児童養護施設に行ってみた!

皆さん、こんにちは!
NPO法人チャイボラの上野です。
11月25日(火)、代表の大山と一緒に福井県の児童養護施設・ほほ咲みの郷さんを訪問しました。

当日は、ホームリーダーの森さんと、フロアリーダー&心理担当職員の濱高さんがご案内してくださいました!
お二人とも、お忙しい中ありがとうございます!

ほほ咲みの郷さんは、福井駅から車で約15分。山も近く、周辺の景色がとっても綺麗✨

▼建物は、ネイビーでスタイリッシュな外観


▼玄関を出ると広がる景色


▼階段部分にも木が使われています


福井市から「児童養護施設 福井市ふれ愛園」の移譲を受け、「ほほ咲みの郷」と改称したのが2017年。
ほほ咲みの郷としてスタートしてから9年目と、フレッシュな施設さんです。

お名前には、子どもたちが「微笑み」にあふれた温かい施設(故郷)で花を咲(さ)かせ、 社会に巣立ってもらいたい、そのような想いが込められているそうです。

建物も2019年に全面建て替えが完了。
廊下も広々としていて、とっても過ごしやすそう✨

▼明るい玄関と廊下




まずは、共有スペースを見学させていただきました!

【親子生活訓練室】
親子交流や、家庭復帰に向けた練習に使われるお部屋です。
和室でくつろげる空間。畳でほっとできる空間♪


▼なんと、カウンターキッチン完備!
オープンキッチンかつ、ここまで広い調理スペースがあることに驚きました!




【地域子育て支援室】
児童相談所との面談の時や、児童家庭支援センターの相談員との面接の時に使用されるお部屋です。


【会議室】


会議室の奥の壁がつながっているのが、主に心理の時間に使われる【心理療法プレイルーム】!
壁を取り払って会議室と繋げ、イベントや全体会議の場としても使われるそうです♪



アップライトピアノ、電子ピアノ、本、おもちゃなど、それぞれの好きなことをして時間を過ごせる工夫がたくさん!






続いて、こどもたちの生活空間であるホームにお邪魔しました。

ほほ咲みの郷では、ユニットを「ホーム」と呼び、それぞれAホームBホーム・・・と言います。
AとB、CとDとE、男の子ホームと女の子ホームがペアになっており、職員室をはさんでホームがつながっている作りです。

▼ホームの玄関


▼広々としたリビング・ダイニングスペース
入った瞬間「明るい!綺麗!」と声が出ました笑


▼別角度からの1枚。
左側のドアが職員室につながっています。


ダイニングスペースは、1人ひとり席が決まっています。
それぞれの席にはさんでいるものにも個性がキラリ。

▼職員さんからの「えいがみにいこうね」のメッセージが。ほっこり!


▼しゃつをいれて、目指せしんかりおん!
こどもが好きなキャラクターを交えて、お約束を確認するメッセージ


▼自立が近いお子さんの机には、職員さんと一緒にお金のやりくりを考えたプリントが。
ここまで具体的に”お金を払い忘れてしまったらどうなるか””どうやりくりしていくか”を一緒に考えられると心強いですね。
(上野は公共料金支払いを忘れたときどうなるのかまったく調べないまま一人暮らしをして、水道が止まりかけて本気で焦った苦い過去を思い出しました・・・笑)



▼お子さんの居室。全室個室です!


▼洗面所&トイレも、各ホーム2個ずつ完備。




ちょうどお伺いしたとき感染症のお子さんがいて、お手洗いが分けられていました!
2つのトイレがあると、体調不良の子がいても安心ですね。

▼お風呂も光が入って明るい♪


▼大山&上野が「うらやましい!自分が働いている施設にこれがあったら嬉しい!」と声をそろえたサンルーム
こちらのホームが一番日当たりがよくて洗濯ものが乾きやすいんだとか(笑)



そして、ホームを見ていて私たちが「すごい!!!」と特に感じたのがこちら!
広々とした調理スペースとものすっっっごく大きな冷蔵庫です!

▼大舎の調理室でしか見たことがないようなサイズ感の冷蔵庫。
なんと、こども用の冷蔵庫は別に完備されています。




ほほ咲みの郷さんでは、食事は基本食育指導員さんがつくります。
ということは、こどもたちは調理中の様子が見えないのかな・・・と思ったのですが、なんとほほ咲みの郷さんではホームにあるこちらのキッチンで食育指導員さんが調理してくださるんだとか!

セットになっているホームのいずれかで調理してくれて、日替わりで食育指導員さんが回ってきてくれるので、定期的にこどもに調理中の様子が見えるように工夫されているそうです。

現場職員の負担軽減&こどもたちに調理中の様子を見せることができる家庭的な空間が両立している…。素晴らしい仕組みでびっくりしました!

▼レンジやトースターは、こどもたちが使いやすいようにキッチンの外に


▼こども用の冷蔵庫


職員さんが使用する事務スペースも、導線が考えられていてとても働きやすそうです!

▼職員室に入ってすぐの作業スペース。

前のパーテーション、ドアを開けるとユニットの様子が見えます。


▼ちなみに、パーテーションの裏はこんなに可愛く季節のデコレーションが★


▼夜勤の際、仮眠をとるスペース。
職員室が2ユニットとつながっているので、何かあればこどもがすぐに声をかけられるようになっています。
仮眠スペースはパーテーションで区切られており、休める環境が整備されています!


ほほ咲みの郷さんは、宿直ではなく夜勤制を採用しています。
夜勤は15時入り、9時明けで2時間仮眠。
宿直に比べて明けの時間が早いことが特徴です✨

2ホームで1人の夜勤なので、宿直回数も3-5回に抑えられるそうです。

▼職員用のロッカーは1人に1つ完備!
夜勤の時に必要な荷物など、置いておけるのはとってもありがたい・・・!


▼こどもの声を聴く「意見箱」はもちろん、職員の声を聴く「意見箱」も完備!
現場の職員の声を大切にしています。


ほほ咲みの郷さんの訪問レポ、たくさんのお写真とともにお伝えしましたがいかがでしたか?
冒頭にお伝えした通り「ほほ咲みの郷」スタートから9年目ということもあり、職員さんが全体的に若く、フレッシュな空気の施設さんでした。

当日ご案内してくださった濱高さん・森さんからも「みんなで施設を創り上げようという空気がある」「入職したての頃から意見が言える」という声が挙がっており、若いうちから積極的に施設の運営について考えていきたい、文化を創り上げる過程を経験したい方にはぴったりな施設さんだと感じました!

施設長の中川さんとも研修の場でお会いしてお話したのですが、どんどん新しいことにチャレンジされるエネルギッシュな方でした。
このレポートを読んでほほ咲みの郷さんに興味を持った方は、ぜひ施設見学に行って、中川さんをはじめとする職員の皆さんと直接お話ししていただけたら幸いです。

【ほほ咲みの郷さんのチャボナビページはこちら!チャットで問い合わせもできます!】

濱高さん・森さんの職員インタビューも後日チャボナビにアップ予定!
そちらもお楽しみに★

濱高さん、森さん、当日はお忙しい中ありがとうございました!

▼左から森さん、大山、濱高さん、上野

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