こんにちは、NPO法人チャイボラのマツシマです。
8月26日に福岡県の児童養護施設「報恩母の家」にお邪魔してきました！
少しの時間でしたが、見学や職員さんの話を聞く中で感じた母の家さんの良いところをご紹介させていただきます。
特徴①全4棟が全て繋がる広々した迷路のような建物！
見出しだけ見ると、なんじゃそりゃという感じですが、母の家さんの建物はとにかく大きくゆとりがありました！元々が100名規模の入所定員だったものが、今は50名定員なので、想定していたスペースを広々と使えるみたいです。
建物は４階建てで、１階は事務所や応接室、親子訓練室など外部の方も出入りするようなスペースが充実。２階は男子のユニット、３階は女子ユニット、そして４階は学習室や倉庫など大きな部屋などがありました。見学する中で、今は使っていないという部屋や棟があったりとまだまだ活用余地がありそうなスペースが沢山ありました！！
職員さんが施設の隅々まで案内してくれました〜
そんな母の家さんの内観の一部をご紹介▼
【1階のエントランス部分】
子どもたちが本を読んだりくつろぐスペースで、地域の子もここまではよく出入りしているんだとか！
【2階の男子ユニットリビング】
１つのユニットには６〜７名の子どもたちが年齢に関係なく縦割りの構成で生活しています。
この日は年中（４歳）のお子さんが居て、自分の部屋を案内してくれました！（めちゃくちゃ可愛かったです）
【子どもの居室】
【潜水艦をモチーフにした心理室（外観）】
イエローサブマリンをモチーフに作られた心理室は本園の建物から、一歩隔たれた空間です。
入口は重厚感のある扉があり、心理室は2つ。さらに屋根裏部屋（潜水艦でいう操舵室のような空間）があり、ハシゴで登るのですが大人でもワクワクするようなスペースでした！これは子どもも喜んで心理さんのセラピーを受けたがるわけです（笑）
※もちろん、心理士さんのセラピーは、お子さんの悩み感や職員が感じている子どもの課題感などに応じて施設内で決めていて、誰でも受けられるわけではありません。そして、セラピーを受けるお子さんにとっては少し隔離された空間で落ち着いて過ごしたり心理士さんと話すことで、気持ちを整理して、いつもの生活ユニットに戻るという役割があります。ある意味”聖域”のような場所でした。
【里親支援機関が併設】
1階部分に内設される形で、里親支援機関もありました！
朝礼などは必ず出席して、連携は密に行っているんだとか！
この他にも紹介しきれないぐらいの部屋数でした！
ぜひ一度、見学に行ってみてほしいです。
特徴②広々としたグラウンドと遊具で思い切り遊べる！
施設の裏手には広々としたグラウンドと遊具が！幼児から中高生までが思い切り遊べるスペースはすごい！！今どき、遊びが減少しているのでこれはめっちゃ母の家さんの特徴だと思います。
※子どもたちの中では、このグラウンドを「裏山」と呼んでいる
特徴③職員さん同士が仲良く、横の連携が素晴らしい
今日、訪問を対応してくださった職員さんは看護師さんと家庭支援専門相談員さんの2名だったのですが、まず２人のやりとりを見ていても仲の良さをすごく感じましたが、お２人いわく、母の家は職員同士が仲が良くて、プライベートでもご飯を食べに行くなどよくしているそう。ラフすぎず、堅すぎないそんな職場のようです！
特徴④番犬のコタロウちゃんが出迎えてくれます
マツシマが訪問した時はとても大人しく静かなワンちゃんでした。ただ、普段は外部の人にはよく噛み付くそうで児童相談所のワーカーさんなどは何度も噛まれたとか？そんな優秀な番犬コタロウですが、子どもや職員にとっては優秀なセラピストに大変身！！ユニットが騒がしくて落ち着きたい時や心が沈んだ時などによくコタロウの元へ子どもたちが癒されにいくみたいです。
そして、職員さんにとっても子どもたちとのやりとり、事務作業などを終えて疲れたところにコタロウで癒されるなど大活躍！！
元々は園長の飼い犬ですが、今は施設全体でお世話をしているようです。
時には子どもと職員でお散歩に出て、子どもと大人withコタロウの個別の時間の確保になったり！なんて優秀な子なんでしょう!!
動物を飼っている施設さんは決して多くないので、母の家さんは動物が飼えて羨ましい〜〜＞＜
まとめ
ここまでで4つ、母の家さんの特徴を書いてきました。どうでしょうか？一度、施設に見学行ってみたくなりませんか？他にもたくさん報恩母の家さんの良いところはありましたが、ここからはぜひご自身の目で確かめてほしいです！
下記のURLでは母の家さんのPRページに飛べます。また、見学は随時受け付けているそうなので、ぜひ気軽に問い合わせてみてください。
報恩母の家の紹介ページはこちら▼
https://chabonavi.jp/place/521
以上、訪問レポでした。
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