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アフターケア



アフターケアの概要


リービングケアの項目でも述べましたが退所する準備を整えた後、それぞれ新たな場所での生活が始まります。
就職や進学、家庭復帰など個々のケースによって様々ですが退所後の新生活は不安がつきものです。
「電灯の変え方がわからない…」「アパートにゴミが溜まって捨てられない…」「いろいろな申請書の書き方がわからない…」など生活面でのつまずきや「自宅に戻ったが家族とうまくいかない…」「会社でうまいかない…」などの相談など、十分に準備や心構えをしてきても思わぬことでつまずいてしまいます。
施設を退所してしばらくの間は住まいへの訪問や、定期的に連絡を取り合うことで生活状況を確認します。
悩みや困りごとある場合は相談にのり解決するために協力します。



実家のような機能


時には子どもたちのほうから施設に遊びに来ることもあります。
実家のように一緒に食事をしてゆっくりおしゃべりすることで心と体をリフレッシュしていきます。
自分の帰れる場所や頼れる人がいる安心感が施設にはあるのです。




アフターケアはいつまでするのか


アフターケアに決まった期限はありません。安定した社会生活が営めるようになってくると次第に支援する頻度は減っていますが、子どもたちと職員が築いた信頼関係は長く続いていきます。