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インケア



インケアの概要


児童養護施設でのメインの仕事が、このインケアになります。
1人ひとりの生活に寄り添い、子どもたちの衣食住を支えることが中心の仕事です。
その仕事に終わりはなく、常に寄り添い続けることが必要とされる仕事です。
ですが、日々のケアを行うことで、子どもたちの基本的生活習慣を整えたり、1人ひとりが「大切にされている」と感じ、未来に向かって一歩を踏み出すことができるきっかけを与える、そんな計り知れない価値がある仕事でもあります。
ここからは、細かく、日々の内容をご説明いたします。


毎日のお仕事


子どもたちを直接ケアする職員は24時間365日、子どもたちの生活に密着しています。
住み込みで働く施設もあれば、早番や遅番、宿直などを交代で行う施設もあり、施設の特色や形態によって勤務体系は様々です。


児童養護施設職員の一日の流れはこちら

外出


児童養護施設にくる子どもたちは、一般的な家庭で経験する社会経験(大人と一緒の買い物をするなど)が少ないことが多いです。
子どもたちの生活は施設の中だけで完結するわけではありません。
職員と一緒にスーパーに食料品やおやつを買いに行き、友だちと映画を見に出かけていく事もあります。
様々な場所で社会経験を積みます。


行事


お花見や海水浴、お月見やクリスマスなど季節を感じられる催しや行事を行う施設は多いです。
日頃お世話になっているボランティアの方々や地域の方々を招いて子どもたちと触れ合う機会を設けている場合もあります。
いずれも子どもたちと職員が共に楽しみ思い出を作り上げていく事に意味があります。
また町内のお祭りや清掃活動など、地域に根差した行事に参加します。