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職種



児童養護施設で働いている職員にはどんな職種があるの?


施設に入所している児童の生活には様々な職員が関わっています。



  • 「施設長」


    施設の統制を行う責任者。施設の方向性を決める上でも重要な立場です。




  • 「保育士」・「児童指導員」


    入所児童の生活に関わり、日々の養育・ケアを担っています。




  • 「職業指導員」・「自立支援担当職員」・「自立支援コーディネーター(東京都独自)」


    施設から自立するための支援を行います。退所した子どもたちへの支援や入所児童が進学、就職をする際の支援を保育士・児童指導員と連携して行います。自立支援担当職員は令和2年度より、施設に配置可能となりました。




  • 「看護師」


    病気やケガをしたときに、通院の付き添いや施設内での処置、健康に関する相談、薬の管理などをしています。




  • 「心理療法担当職員」・「治療指導員(東京都独自)」


    虐待などの経験により、心理的ケアを必要とする児童への心理療法を行います。
    その児童の心理的な発達段階や発達課題を見極め、児童指導員や保育士への助言を行うこともあります。




  • 「家庭支援専門相談員(FSW・ファミリーソーシャルワーカー)」


    入所児童の親への支援を担い、親子関係の再構築や家庭復帰に向けた支援を行っています。




  • 「里親支援専門相談員」


    養育家庭への委託の支援や地域の里親家庭の相談援助を行っています。




  • 「嘱託医」


    子どもたちの定期健診や医学的なアセスメント、助言を行っています。




  • 「栄養士」・「調理員」


    子どもたちの成長に欠かせないバランスの取れた食事を提供し、栄養管理を行っています。




  • 「事務員」


    社会的養護施設を運営するための措置費の会計上の業務や事務を担い、子どもたちの生活に必要な金銭的な部分を支えています。



  • 「個別対応職員」


    虐待等により、生活上配慮を要する児童に対して個別的なケアを行います。





※各施設によって配置している職員や名称が異なる場合もあります。