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自立援助ホーム
2020/04/01 23:40

【自立援助ホーム 夢舞台】OB訪問:「今だから話せる」(10年前の入居者)

【自立援助ホーム 夢舞台】OB訪問:「今だから話せる」(10年前の入居者)

先日、あるOBの方がいらっしゃいました。10年前、夢舞台を利用していたメンバーでした。当時のことを振り返り、「今」の話をしてくれました。
10年・・・。長いようで短い、短いようで長い。あの時から、歩みを続け、今どのような気持ちを持ってくれているのでしょうか?



家に帰れない自分には、居場所を選ぶほど選択肢はなかった。

「自立援助ホームという施設に行く」

ということを伝えられ、気持ちを落とし込むことだけを一時保護所で考えていた。

自立援助ホームはいい意味で想像と違っていてほっとした。
入居に際してのルールの内容は常識的なことばかりだけど、今まで「ルールを守る」ということが自分にはない考えだったから、きっとここでの生活は苦しいものになるだろうと、入居後は不安でいっぱいだった。

なかなか働く気にもなれず、いざ働いても持ち前の逃げ癖が出てしまい、無断欠勤したり、何度もウソないして土下座したり・・・。
人の目ばかり気にする自分にとって、周囲とうまくやる、長く勤めることは相当なプレッシャーでした。
やめても次の仕事を進めてくるし・・・、スタッフ、鬼ですか。(笑)

結局、最後まで逃げ癖は直らず、少年院に入ることになりましたが、今27歳になって思いますよ。
「ルールがあることで自分を守れたし、守らないことで多くの大切な人や時間、居場所も失ってしまう」んだなって。
できないことがいまだに多くて、逃げたり誤魔化したりあるけど、それが自分です。

今、幸せですかって?
ん〜、普通です。
欲張らなくても、今は自分で住みたい家も選べるので、最高ではないけど・・・普通っていいなって最近思います。
これで彼女がいれば、「最高!」って言いますけどね。(笑)

10年という期間で、様々な経験や、物の見方をした時、当時のことが変わって見える時があります。「普通ではない普通」その大切さを私たちも改めて、捉え直す機会となりました。