児童養護施設の勤務時間は、宿直、早番、遅番など就業開始・終了時刻が日によって異なります。
早朝や夜間の時間帯にかかることもあるため、私の施設では通勤しやすい施設の近くに住んでいる職員が多い傾向にあります。
通勤時間が30分未満の場所に住んでいる職員が多いですが、朝の出勤に間に合うなど就業時間に対応できる場所であれば、どこでも支障はないと思います。
個人的には、通勤で体力消耗することを避け、宿直前後にしっかり休みたいため、施設近くが良いと思ってます。
通勤手段は公共交通機関、自転車、バイク、車などですが、駐車場がないなどの理由で車通勤不可な場合もあり、通勤手当にも条件がありますので確認してください。
施設から近いと自分の生活圏と重なるため、関係者に会うこともあります。
少し離れた場所に住むことで、仕事とプライベートの区別がついてリフレッシュできるというメリットもあります。
また、公共交通機関の時間が決まっていることで、その時間に合わせて仕事の区切りをつけるということもできると思います。
遠くに住んでいる職員に配慮はされています。
逆に、施設近隣に住むことで、その地域の様子が分かったり、地域でのつながりができるというメリットがあります。
施設にとって地域とのつながりは今後さらに大切になってくると思います。
住宅手当は、賃貸の場合2万5千円を上限として支給されています。あくまで目安として参考にしてください。
施設によって勤務体系や立地が様々なので参考になるか分かりませんがお話しさせていただきます。
私の働いている施設の職員は全員、車で通勤しています。
施設が地方に田舎町にあり、バスや電車の本数が少なく、公共交通機関を使った通勤ができないからです。
施設の近くに住んでいる人もいますが、中には市外から1時間近くかけて通勤している人もいました。
平均すると車で10分〜20分程度の場所に住んでいる職員が多いです。
私自身は30分程度通勤にかかっていましたが、運転するのが好きだったこともあり、通勤時間がリフレッシュになっていたので距離が離れていることが苦にはなりませんでした。
もちろん変則勤務でしたので自宅と職場が近ければ休息の時間が長く確保できたり、緊急時にすぐに駆け付けられるなどメリットも多いです。
仕事を続けていく上で住居はとても大事なので自分の生活スタイルや合わせた住まいを職員一人一人が選んでいました。
住宅費の補助はありませんでしたが運営している法人のグループ企業に不動産会社があり、所有しているアパート等の賃貸物件を割引価格で安く借りることができたので助かっている人もいました。