【対象となる少年】
14歳以上で、20歳に満たない少年が対象です。
※ただし、2022年の少年法改正により、18歳・19歳の「特定少年」は虞犯の対象から除外されました。
【虞犯とされる具体的な状況の例】
・少年法では、以下のような性格や環境があり、そのままだと将来罪を犯してしまう危険性が高い状態を「虞犯」としています。
・保護者の言うことを聞かず、家出を繰り返す。
・悪い仲間と付き合ったり、深夜に繁華街などをうろついたりする。
・飲酒、喫煙、暴力など、自身の健全な成長を妨げる行為を繰り返す。
【虞犯制度の目的】
虞犯の制度は、少年に「罰」を与えるためのものではありません。実際に罪を犯してしまう前に、家庭裁判所が調査を行い、その子の状況に応じて保護観察や児童自立支援施設への送致といった「保護処分」を決定します。
これは、少年の健全な育成を支援するという福祉的な目的に基づくものであり、早期に適切な支援につなげるための重要な仕組みです。