エリク・H・エリクソンは、アメリカ合衆国の発達心理学者です。「アイデンティティ」の概念、年齢時期に応じた心理的課題を示した発達段階について「ライフサイクル論」を提唱しました。人間の発達を8段階に分けています。8段階のそれぞれの発達段階において、達成しておくべき課題があるとしています。年齢段階とその時期に達成すべき課題、課題を達成するにあたって障壁になることを以下のように示しました。乳児期:基本的信頼vs不信、幼児前期:自律性vs恥、疑惑、幼児後期:積極性vs罪悪感、児童期:勤勉性vs劣等感、青年期:同一性vs同一性の拡散、初期成年期:親密性vs孤独、成年期:生殖vs自己吸収、成熟期:自己統合 vs 絶望
各段階を達成すると次の段階に行くと言われます。