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エリクソン

エリク・H・エリクソンは、アメリカの発達心理学者で、「アイデンティティ」の概念や「ライフサイクル論」を提唱しました。彼は人間の発達を8つの段階に分け、それぞれの段階で達成すべき心理的課題があるとしました。

エリクソンが示した8つの発達段階は以下の通りです。
1.乳児期(0~1歳半):基本的信頼 vs 不信
2.幼児前期(1歳半~4歳):自律性 vs 恥・疑惑
3.幼児後期(4~6歳):積極性 vs 罪悪感
4.学童期(6~12歳):勤勉性 vs 劣等感
5.青年期(12~20歳):同一性 vs 同一性の拡散
6.成人期(20~40歳):親密性 vs 孤独
7.壮年期(40~65歳):世代性 vs 停滞
8.老年期(65歳以上):自己統合 vs 絶望
各段階で課題を克服することが、個人の健全な成長や発達につながります。この理論は教育や福祉、カウンセリングなどで応用されています。

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