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アセスメント

アセスメントとは、社会的養護におけるこどもの全体像を客観的に把握し、一人ひとりに合った支援の方向性を見出すための専門的な「見立て」のプロセスです。こどもの発達状況、心身の健康、得意なことや強み(ストレングス)、そして支援してほしいこと(ニーズ)などを多面的に理解します。

大切なのは、こどもや家族を評価・判断するのではなく(非審判的態度)、その状況や特性をありのままに理解しようとすることです。課題や困難だけでなく、こどもが本来持っている強みや可能性にも光を当てます。

アセスメントは、施設に入所するときだけでなく、支援の節目ごとに繰り返し行われ、「自立支援計画」などを作成するための土台となります。日々の観察や面接、時には心理検査などの方法を使いながら、こども自身の気持ちや意見も聴くことを重視します。また、学校や病院など、こどもに関わる様々な専門家がチームとなって(多職種・多機関連携)、協力して行うことも多くあります。

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