これらは、その役割によって、大きく以下のように分類できます。
子育てと家庭を支える施設
・助産施設: 経済的な理由で入院・出産が困難な妊産婦を支援します。
・母子生活支援施設: 様々な事情を抱える母子(または父子)家庭を保護し、生活と自立を支援します。
・児童家庭支援センター: 地域における、こどもと家庭の身近な専門相談窓口です。
保育や遊びを担う施設
・保育所(保育園): 保護者の就労などにより保育が必要な乳幼児を保育します。
・幼保連携型認定こども園: 教育と保育を一体的に行う施設です。
・児童厚生施設(児童館など): こどもたちに健全な遊び場と機会を提供し、健康増進と情操を豊かにします。
社会的養護を担う施設
・乳児院: 保護者のいない、または適切な養育を受けられない乳児(主に2歳未満)を養育します。
・児童養護施設: 保護者のいない、または虐待など様々な事情により家庭で暮らせないこどもを養育します。
・児童心理治療施設: 心理的な課題を抱え、日常生活が困難なこどもを、心理治療と生活支援によりケアします。
・児童自立支援施設: 非行などの行動上の課題を抱えるこどもの自立を支援します。
障害のあるこどもを支える施設
・障害児入所施設: 障害のあるこどもが入所し、保護や日常生活の指導、自活に必要な知識や技能の付与を行います。
・児童発達支援センター: 障害のあるこどもが家庭から通い、日常生活の指導や専門的な発達支援を受けます。